宮古島市議会 > 2019-03-28 >
03月28日-10号

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  1. 宮古島市議会 2019-03-28
    03月28日-10号


    取得元: 宮古島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    平成31年  3月 定例会(第2回)          平成31年第2回宮古島市議会定例会(3月)議事日程第10号                           平成31年3月28日(木)午前10時開議 日程第 1           一般質問 〃 第 2    議案第23号 宮古島市行政財産使用料徴収条例の一部改正について  (委員長報告) 〃 第 3     〃 第24号 宮古島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第 4     〃 第25号 宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第 5     〃 第26号 宮古島市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定について                                         (  〃  ) 〃 第 6     〃 第27号 宮古島市手数料徴収条例の一部改正について      (  〃  ) 〃 第 7     〃 第28号 宮古島市老人福祉センター条例の一部改正について   (  〃  ) 〃 第 8     〃 第29号 宮古島市介護保険財政調整基金条例の一部改正について (  〃  ) 〃 第 9     〃 第30号 宮古島市火災予防条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第10    〃 第31号 宮古島市海岸管理条例の制定について         (  〃  ) 〃 第11    〃 第32号 宮古島市下里公設市場再開発委員会設置条例の廃止について                                         (  〃  ) 〃 第12    〃 第33号 宮古島市公設市場条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第13    〃 第34号 宮古島市観光施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第14    〃 第35号 宮古島市ふれあいの前浜海浜広場施設条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第15    〃 第36号 宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の               制定について                    (  〃  ) 〃 第16    〃 第37号 宮古島市空家等の適切な管理に関する条例の制定について(  〃  ) 〃 第17    〃 第38号 宮古島市未来創造センターの設置及び管理に関する条例の一部改正につい               て                         (  〃  ) 〃 第18    〃 第39号 宮古島市総合博物館建設委員会条例の廃止について   (  〃  ) 〃 第19    〃 第40号 宮古島市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例               の一部改正について                 (  〃  ) 〃 第20    〃 第41号 宮古島市学校設置条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第21    〃 第13号 平成31年度宮古島市一般会計予算          (  〃  ) 〃 第22    〃 第14号 平成31年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算  (  〃  ) 〃 第23    〃 第15号 平成31年度宮古島市港湾事業特別会計予算      (  〃  )日程第24   議案第16号 平成31年度宮古島市農漁業集落排水事業特別会計予算 (委員長報告) 〃 第25    〃 第17号 平成31年度宮古島市公共下水道事業特別会計予算   (  〃  ) 〃 第26    〃 第18号 平成31年度宮古島市介護保険特別会計予算      (  〃  ) 〃 第27    〃 第19号 平成31年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算   (  〃  ) 〃 第28    〃 第20号 平成31年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算                                         (  〃  ) 〃 第29    〃 第21号 平成31年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算  (  〃  ) 〃 第30    〃 第22号 平成31年度宮古島市水道事業会計予算        (  〃  ) 〃 第31    〃 第42号 宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約について                                         (  〃  ) 〃 第32    〃 第43号 宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約について                                         (  〃  ) 〃 第33    〃 第44号 沖縄県消防通信指令施設運営協議会規約の変更について (  〃  ) 〃 第34    〃 第45号 財産の無償譲渡について               (  〃  ) 〃 第35    〃 第46号 市営土地改良事業(区画整理・農業用用排水施設)後前竹地区の施行につ               いて                        (  〃  ) 〃 第36    〃 第47号 公有水面埋立承認について              (  〃  ) 〃 第37    〃 第48号 議決内容の一部変更について             (  〃  ) 〃 第38    〃 第49号 議決内容の一部変更について             (  〃  ) 〃 第39  陳情書第 1 号 消費税率10%への引き上げ中止を求める陳情書    (  〃  ) 〃 第40   〃 第 2 号 陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、               地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出               する事を求める)                  (  〃  ) 〃 第41   〃 第 3 号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情書                                         (  〃  ) 〃 第42   〃 第 4 号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情                                         (  〃  ) 〃 第43   〃 第 5 号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情                                         (  〃  ) 〃 第44   〃 第 6 号 消費税10%への「増税中止」を求める陳情      (  〃  ) 〃 第45   〃 第 8 号 千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について     (  〃  ) 〃 第46  同意案第 1 号 教育長の任命について                 (市長提出) 〃 第47 意見書案第 1 号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書                                     (文教社会委員会提出) 〃 第48   〃  第 2 号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書                                     (    〃    )日程第49 意見書案第 3 号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書                                     (文教社会委員会提出) 〃 第50   発議第 1 号 専決処分事項の指定について         (議会運営委員会提出) 〃 第51  決議案第 2 号 砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議     (    〃    ) ◎会議に付した事件日程第 1           一般質問 〃 第 2    議案第23号 宮古島市行政財産使用料徴収条例の一部改正について  (委員長報告) 〃 第 3     〃 第24号 宮古島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第 4     〃 第25号 宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第 5     〃 第26号 宮古島市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定について                                         (  〃  ) 〃 第 6     〃 第27号 宮古島市手数料徴収条例の一部改正について      (  〃  ) 〃 第 7     〃 第28号 宮古島市老人福祉センター条例の一部改正について   (  〃  ) 〃 第 8     〃 第29号 宮古島市介護保険財政調整基金条例の一部改正について (  〃  ) 〃 第 9     〃 第30号 宮古島市火災予防条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第10    〃 第31号 宮古島市海岸管理条例の制定について         (  〃  ) 〃 第11    〃 第32号 宮古島市下里公設市場再開発委員会設置条例の廃止について                                         (  〃  ) 〃 第12    〃 第33号 宮古島市公設市場条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第13    〃 第34号 宮古島市観光施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第14    〃 第35号 宮古島市ふれあいの前浜海浜広場施設条例の一部改正について                                         (  〃  ) 〃 第15    〃 第36号 宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の               制定について                    (  〃  ) 〃 第16    〃 第37号 宮古島市空家等の適切な管理に関する条例の制定について(  〃  ) 〃 第17    〃 第38号 宮古島市未来創造センターの設置及び管理に関する条例の一部改正につい               て                         (  〃  ) 〃 第18    〃 第39号 宮古島市総合博物館建設委員会条例の廃止について   (  〃  ) 〃 第19    〃 第40号 宮古島市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例               の一部改正について                 (  〃  ) 〃 第20    〃 第41号 宮古島市学校設置条例の一部改正について       (  〃  ) 〃 第21    〃 第13号 平成31年度宮古島市一般会計予算          (  〃  )日程第22   議案第14号 平成31年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算  (委員長報告) 〃 第23    〃 第15号 平成31年度宮古島市港湾事業特別会計予算      (  〃  ) 〃 第24    〃 第16号 平成31年度宮古島市農漁業集落排水事業特別会計予算 (  〃  ) 〃 第25    〃 第17号 平成31年度宮古島市公共下水道事業特別会計予算   (  〃  ) 〃 第26    〃 第18号 平成31年度宮古島市介護保険特別会計予算      (  〃  ) 〃 第27    〃 第19号 平成31年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算   (  〃  ) 〃 第28    〃 第20号 平成31年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算                                         (  〃  ) 〃 第29    〃 第21号 平成31年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算  (  〃  ) 〃 第30    〃 第22号 平成31年度宮古島市水道事業会計予算        (  〃  ) 〃 第31    〃 第42号 宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約について                                         (  〃  ) 〃 第32    〃 第43号 宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約について                                         (  〃  ) 〃 第33    〃 第44号 沖縄県消防通信指令施設運営協議会規約の変更について (  〃  ) 〃 第34    〃 第45号 財産の無償譲渡について               (  〃  ) 〃 第35    〃 第46号 市営土地改良事業(区画整理・農業用用排水施設)後前竹地区の施行につ               いて                        (  〃  ) 〃 第36    〃 第47号 公有水面埋立承認について              (  〃  ) 〃 第37    〃 第48号 議決内容の一部変更について             (  〃  ) 〃 第38    〃 第49号 議決内容の一部変更について             (  〃  ) 〃 第39  陳情書第 1 号 消費税率10%への引き上げ中止を求める陳情書    (  〃  ) 〃 第40   〃 第 2 号 陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、               地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出               する事を求める)                  (  〃  ) 〃 第41   〃 第 3 号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情書                                         (  〃  ) 〃 第42   〃 第 4 号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情                                         (  〃  ) 〃 第43   〃 第 5 号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情                                         (  〃  ) 〃 第44   〃 第 6 号 消費税10%への「増税中止」を求める陳情      (  〃  ) 〃 第45   〃 第 8 号 千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について     (  〃  ) 〃 第46  同意案第 1 号 教育長の任命について                 (市長提出) 〃 第47 意見書案第 1 号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書                                     (文教社会委員会提出)日程第48 意見書案第 2 号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書                                     (文教社会委員会提出) 〃 第49   〃  第 3 号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書                                     (    〃    ) 〃 第50   発議第 1 号 専決処分事項の指定について         (議会運営委員会提出) 〃 第51  決議案第 2 号 砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議     (    〃    )追加日程第 1         議員上里樹君に対する懲罰動議             (議員提出)  〃  第 2         会期の延長の動議                   (  〃  )            平成31年第2回宮古島市議会定例会(3月)会議録 平成31年3月28日(木)                                     (開議=午前10時25分) ◎出席議員(22名)                          (散会=午後8時31分)┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議   長(19番)  佐久本 洋 介 君  議   員(11番)  高 吉 幸 光 君 ┃┃ 副 議 長(17〃)  上 地 廣 敏 〃    〃  (12〃)  國 仲 昌 二 〃 ┃┃ 議   員(1 〃)  新 里   匠 〃    〃  (13〃)  友 利 光 徳 〃 ┃┃   〃  (2 〃)  平   百合香 〃    〃  (14〃)  上 里   樹 〃 ┃┃   〃  (3 〃)  仲 里 タカ子 〃    〃  (15〃)  下 地 勇 徳 〃 ┃┃   〃  (4 〃)  島 尻   誠 〃    〃  (16〃)  粟 国 恒 広 〃 ┃┃   〃  (5 〃)  平 良 和 彦 〃                        ┃┃   〃  (6 〃)  下 地 信 広 〃    〃  (20〃)  山 里 雅 彦 〃 ┃┃   〃  (7 〃)    欠   員 〃    〃  (21〃)  棚 原 芳 樹 〃 ┃┃   〃  (8 〃)  我如古 三 雄 〃    〃  (22〃)  砂 川 辰 夫 〃 ┃┃   〃  (9 〃)  前 里 光 健 〃    〃  (23〃)  濱 元 雅 浩 〃 ┃┃   〃  (10〃)  狩 俣 政 作 〃    〃  (24〃)  眞榮城 徳 彦 〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(1名)  議   員(18番)  平 良 敏 夫 君 ◎説 明 員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市       長 │ 下 地 敏 彦 君 │ 上 下 水 道 部 長 │ 大 嶺 弘 明 君┃┃ 副   市   長 │ 長 濱 政 治 〃 │ 会 計 管 理 者 │ 仲宗根   均 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長 │ 友 利   克 〃 │ 消   防   長 │ 来 間   克 〃┃┃ 総  務 部  長 │ 宮 国 高 宣 〃 │ 伊 良 部 支 所 長 │ 上 地 成 人 〃┃┃ 福  祉 部  長 │ 下 地 律 子 〃 │ 総 務 部 次 長 │ 渡久山   繁 〃┃┃           │           │ 兼 総 務 課 長 │          ┃┃ 生 活 環 境 部 長 │ 垣 花 和 彦 〃 │ 企 画 調 整 課 長 │ 上 地 俊 暢 〃┃┃ 観 光 商 工 部 長 │ 楚 南 幸 哉 〃 │ 財  政 課  長 │ 砂 川   朗 〃┃┃ 振  興 開  発 │ 砂 川 一 弘 〃 │ 教   育   長 │ 宮 國   博 〃┃┃ プ ロ ジェクト局長 │           │           │          ┃┃ 建  設 部  長 │ 下 地 康 教 〃 │ 教  育 部  長 │ 下 地 信 男 〃┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 松 原 清 光 〃 │ 生 涯 学 習 部 長 │ 下 地   明 〃┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者  事  務 局  長  上 地 昭 人 君   次長補佐兼議事係長  仲 間 清 人 君  次       長  友 利 毅 彦 〃   議   事   係  久 志 龍 太 〃  次  長 補  佐  富 浜 靖 雄 〃 ○議長(佐久本洋介君)   これより本日の会議を開きます。                                     (開議=午前10時25分)  本日の出席議員は22名で、定足数に達しております。  本日の日程は、お手元にお配りした議事日程第10号のとおりであります。  この際、日程第1、一般質問について、昨日に引き続き質問を行います。  本日は、昨日の質問の途中であった上里樹君からでありますが、昨日の上里樹君の発言の中で「         」との発言がありました。当該発言は、不穏当と認めますので、地方自治法第129条第1項の規定により議長職権により発言の取り消しを命じます。  では、上里樹君、発言を許します。                 (「議長、休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時26分)  再開します。                                     (再開=午前10時26分) ◆上里樹君   議長からただいま発言の取り消し、議長職権による取り消しと理解しますので、私が発言した    というのは、私がその現場に行った時点でそういう状況を見ての私の見解を述べたわけです。議長職権での取り消しということですので、それはそれで私は何とも言えません。  それでは、一般質問に入ります。きのう質問の残りに行きますけども、陸上自衛隊配備についてですが、きのうの港湾に100台余りの陸上自衛隊の搬入があったということで再質問させていただきます。まず、市長が軍事車両を積んだわかなつの入港を許可したのはいつでしょうか。                 (「議長、済みません。休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時28分)  再開します。                                     (再開=午前10時30分) ◎建設部長(下地康教君)   今のご質問は、市長が入港をいつ許可したかというご質問だったかと思いますけども、後で調べて議員に報告したいと思います。 ◆上里樹君   よろしくお願いします。  それでは、きのうまでの私の質問への答弁を受けて、この陸上自衛隊配備問題について締めくくりに当たって見解を述べて次に移りたいと思います。まず、陸上自衛隊のミサイル部隊配備についてですけども、私は憲法第9条のもとでこのような対応でよいのかということが問われていると思うんです。新聞報道では、3月24日の報道ですけども、宮古島、石垣島を対象にして敵の攻撃により滑走路が破壊されれば、平時に管理している県では復旧できないと判断したと。それをもって中国による南西方面の離島への侵攻に備えて、民間航空機が運航している離島の空港の滑走路を復旧する新しい部隊の検討に入るという報道がありました。戦争になってはいけません。そうなる前の、戦争にならない憲法第9条を生かす取り組みが必要だということを指摘して次の質問に移ります。  まず、保良鉱山についてですが、これはもう簡単に、簡潔にお答えをお願いします。保良鉱山は、地域住民が反対する中、十分な説明をすることもなく、用地取得もされていないと私は理解します。その中で入札が行われ、4業者が受注して工事が進められようとしています。市長は、市民の求める住民説明会を一度も開くことなく、保良地区の建設工事をいつお認めになったのでしょうか。 ◎企画政策部長(友利克君)   保良鉱山の用地取得、入札が行われているという質問についてお答えいたします。  防衛省としましては、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、南西地域における自衛隊配置の空白状況を早期に解消することは喫緊の課題であり、宮古島における陸上自衛隊部隊の配備を着実に進めていく必要があると考えているということでございます。                 (「質問は簡潔にしてください」の声あり)                 (議員の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   静かにしてください。 ◎企画政策部長(友利克君)   平成30年1月には、福田達夫防衛大臣政務官から下地敏彦市長に対して、保良鉱山における施設配置案について説明し、その後も2月の保良地区、同3月には宮古島市全市民を対象とした住民説明会を開催し、8月に準備が整ったことから、沖縄防衛局において用地測量、調査等9件の業務について入札公告を行いましたと。なお、防衛省としましては引き続き地元への丁寧な説明に努めつつ、宮古島への陸上自衛隊の配備ができるよう必要な手続を着実に進めてまいりたいというような回答となっております。私としましても、防衛省に対しては地域の住民の方々には丁寧な説明をするよう常々求めているところでございます。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   答弁に対しては、しっかり最後まで聞いてください。                 (「はい。きのうの答弁もそうなんですけども、質問し                   ていることに対して……」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   いや、今休憩してないですよ。 ◆上里樹君   わかりました。私の質問にまだ答えていないんですよ。いつ市長はお認めになったんですか。 ◎企画政策部長(友利克君)   防衛省、つまりは自衛隊の事業に限らずさまざまな事業の執行はあるかと思いますけども、市としましては関係法令にのっとって適切に工事を執行してください、またその関係法令、また条例に沿った申請等があれば、適切にこれは対処しますということはこれまでも述べてきたところでございます。ですから、認めるとか認めないとか、そういう話ではないと。あくまでも関係法令にのっとった手続がちゃんとされているかどうかということを市としては確認をする立場にあるというふうに私は考えております。 ◆上里樹君   一貫した市長の答弁は、結局議会で追及されると私はまだ認めていないとお答えになりながら、関係法令、条例をクリアしているかどうかで判断すると。結局それさえクリアしていればどこにつくってもよしとするんですね。  時間がもったいないんで、次に移ります。こういった住民の苦情や疑問や質問、その工事を進めるに当たっていろんなことが発生します。そんな中で、千代田地区においても当時の説明会になかった弾薬庫の設置やヘリパッドとは言わないグラウンドにヘリコプターが離発着すること。そういったことが進められ、保良鉱山においても説明になかったことが、建設予定が進められています。ですから、そういった市民の疑問や質問に答える、工事を進めるに当たって混乱を抱えている住民の苦情やそれを受け付ける、仮称で私は基地対策室の設置をすべきだと思いますけども、いかがでしょうか。 ◎総務部長(宮国高宣君)   自衛隊基地関連のですね、苦情や問い合わせに対応する基地対策室、仮称でございますけど、設置する考えはないかというご質問でございました。お答えいたします。  苦情や問い合わせにつきましては、内容に応じて各課にて対応しているところでございます。よって、設置については現在のところ考えておりません。 ◆上里樹君   設置については考えていないと。住民は、基地建設に当たって約束を破る、いわゆるきれいにタイヤを洗浄して県道を汚さない、公道を汚さない、きちんとそういう対策をとると言いながらも、泥まみれの車両を公道に出して周辺住民に迷惑をかけています。そういったことをしっかりと対応できるような窓口の設置はぜひ必要だと考えますので、要望しておきます。  次に、福祉行政についてお伺いします。国民健康保険について質問させていただきますが、高過ぎる国民健康保険、この問題ですが、2018年から国民健康保険が都道府県単位化に一元化され、都道府県が算定する標準保険料率を基礎に決定する仕組みに変わりました。標準保険料率は、市町村独自の一般会計からの国民健康保険会計への繰り入れ、いわゆる法定外繰り入れがありますが、それをしないことを前提にしています。いわゆる市独自の減額免除制度の除外、これが前提に計算されている、言うならば値上げ目標であります。政府は、2023年度までに法定外繰り入れの解消を進めようとしています。それによる保険税引き上げが多発する事態を緩和する措置として、毎年国は3,400億円の公費を投入するとしています。しかし、毎年3,400億円の公費の投入をしましても、それと引きかえにこれまで自治体独自の法定外繰り入れを、それをやめてしまえば住民負担の軽減になりません。法定外繰り入れの解消は、国保税の大幅な引き上げの危機を高め、対応世帯や保険証を持たない無保険者の増大に拍車をかけるだけです。国民健康保険は、加入者の年齢が高いため、協会けんぽや組合健保に比べて収入が少なく、高齢者が多い関係で病気になる人が多いという特徴を持っています。そのために財政基盤が弱く、負担能力を超えてしまっている構造的な問題があります。政府がやるべきことは、医療費に対する国庫負担をふやして国民健康保険税の引き下げを行い、市町村の負担軽減の努力を支援することです。そこで、お伺いします。高過ぎる国民健康保険税の引き下げと減額免除制度の拡充で市民の負担を軽減すべきだと考えます。いかがでしょうか。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   国民健康保険税に関するご質問がございました。高過ぎる国民健康保険税の引き下げと減免制度の拡充ということでございますが、平成30年3月に決定いたしました沖縄県国民健康保険運営方針、この中において国民健康保険税の沖縄県統一化については平成36年度からの実施を目指すとされております。それまでの期間に赤字の解消等に各市町村で取り組み、統一に向けた環境を整備することになっております。宮古島市の国民健康保険の財政は単年度赤字が続いております。一般会計からの法定外の繰り入れを行っている状況にございますので、このような状況の中で宮古島市独自で税額を引き上げるということは考えておりません。  また、減額、減免制度につきましても均等割、平等割は所得に応じて、法定減額賦課の7割、5割、2割の軽減措置を実施しております。これ県内市町村実施しておりますけれども、宮古島市だけ独自にこの制度を拡充するというのは現在の中ではちょっと厳しいというふうに考えております。 ◆上里樹君   一般会計からの繰り入れで引き下げを実施しますという答弁を期待したんですけども、残念です。まず、この現時点で日本共産党は各都道府県が公表した標準保険料率、沖縄県を含めて9県が未公表ですが、3月末に沖縄県は公表予定となっています。そういう中で、それをもとに年収400万円の4人世帯をモデルケースで試算を行いました。それをもとに計算した結果、全国8割の自治体で平均4万9,000円の引き上げが行われる、これが判明いたしました。しかも、この標準保険料率は高齢化による医療費給付の増大で今後も2019年度から2023年度までの5年間連続引き上げることになります。しかし、国民健康保険の都道府県単位化の中で法令上標準保険料率は参考値にすぎないわけで、それに従う義務はありません。市区町村が独自に一般会計から法定外繰り入れをすることは、厚生労働省も国会答弁でそれぞれの自治体で判断をいただくと、禁止するということは考えていない、そのように認めています。そこで、市長にお伺いいたします。国民健康保険税の市民負担の軽減のため、これまで行っている一般会計からの法定外繰り入れ、継続して実施すべきだと考えます。ご見解を求めます。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   先ほど答弁したとおりですね、平成36年度からの統一化に向けて沖縄県全体の市町村で取り組んでいる中におきまして、宮古島市だけで独自に軽減、あるいは法定外の繰り入れをふやすということにつきましては、県内市町村の足並みを乱すといいますか、そういうことにもつながりかねませんので、その辺については現段階では考えておりません。
    ◆上里樹君   時間もないんで、休憩を求めて確認したいところなんですけども、休憩お願いできますか。答弁になっていないんですよ。 ○議長(佐久本洋介君)   どんどん質問してください。一問一答方式ですから質問してください。 ◆上里樹君   私が聞いていることは、これまでやっている法定外繰り入れを継続してほしいと言っているんであって、新たな法定外繰り入れをやれと言っているんじゃないですよ、引き下げのための。お答えください。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   法定外の繰り入れの継続につきましては、先ほど述べましたとおり、現段階で沖縄県の国民健康保険運営方針の中で平成36年度からの統一に向けてそれまでに市町村の赤字の解消に取り組んでいくということになっております。ですから、その状況を見ながら、判断をしていきたいというふうに思っております。 ◆上里樹君   私がお聞きしていることは、これまで行っている赤字解消のための法定外繰り入れをこれまでどおり、引き下げのためではないですよ、これまでどおり継続していただきたいということをお願いしているんです。宮古島市独自にこれはやってきたことです。そのことの継続をすべきではないですかということです。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   ですから、先ほどから申し上げているとおり、沖縄県の国民健康保険運営方針の中において平成36年度から県内の統一を行うということになっております。ですから、それに向けて赤字解消に取り組む中でその状況を勘案しながら、継続するか、あるいは平成36年度までに赤字を解消することができるか、そういう状況を見ながら判断をしていきたいというふうに考えております。 ◆上里樹君   これまでの法定外繰り入れ、これの継続の保障もないということでびっくりしています。私は、これまでの法定外繰り入れ、市長は一生懸命財政難の赤字を補填する、そのことによって負担をふやさない賢明な取り組みをしてきたと思いますけども、それに対してきっぱり答えがないというのは不安です。  次に移ります。日本共産党は、11月1日に公費を1兆円投入して高過ぎる国民健康保険税の引き下げ、協会けんぽ並みに引き下げるという住民負担の軽減策を打ち出しました。この提案は、これまでも質問でやってきたんですけども、全国の知事会、市長会の提案とも合致する中身です。それで、その方法として事実上の人頭税と指摘していますけども、均等割、平等割、これをなくすことを日本共産党は提案していますが、国民健康保険税への公費負担を1兆円ふやす、そのことによって協会けんぽ並みに引き下げることができます。例えば宮古島市の2018年度の国民健康保険税率をもとに、均等割、平等割をなくすとどうなるのか計算してみましたけども、年収400万円、4人世帯のモデルケースでは国民健康保険税が35万185円です。協会けんぽは19万8,600円です。比較すると15万1,585円国民健康保険が高い。国民健康保険の均等割、平等割を除外すると24万3,485円となります。10万円余り引き下げることが可能です。ですから、ほかにもモデルケース計算しましたけども、時間がありませんから割愛しますが、子供の人数が多くなるほど負担がふえるこの均等割、平等割の廃止を私は求めて通告ではやっていますけどね、その通告の平等割を除いて均等割に限って宮古島市として廃止できないのか、お伺いします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   均等割、それから平等割につきましては、今ご指摘の、ほぼそのとおりだというふうに考えております。国保加入者の子供にかかわる均等割の軽減等につきましては、先ほど指摘がありましたとおり全国知事会、それから全国市長会おきましても子育て世帯の負担軽減を図るための支援制度創設を国へ要望しており、その趣旨については理解をしているところでございます。しかしながら、本市の国民健康保険財政は単年度赤字が続き、一般会計からの繰り入れを行っている状況にございます。このような厳しい財政運営状況の中で子供の均等割等をなくした場合、国民健康保険税の税収が落ち込むことで赤字がさらにふえることが見込まれることから、子供の均等割の軽減につきましては国の財政支援の動向、それから県内のほかの市町村の状況などの情報収集に努め、その中で議論等を見守っていくべきというふうに認識をしております。 ◆上里樹君   共通認識が得られたことを歓迎したいと思います。まず、均等割の廃止、これまで私は求めてまいりました。それは、子育て支援というその観点からです。生まれたばかりの赤ちゃんに途端に2万1,800円が宮古島市ではかかることになります。この負担、少子化、子育て支援の観点から見てもそれに逆行する中身だと考えます。ですから、私がこの均等割の廃止を求めた時点で、全国では大阪府の一宮市だけがそれを実施していました。それが旭川市、そして今年度から全廃をすることを決めている岩手県の宮古市、ここに広がって、私の調査では全国25自治体が実施に至っています。その共通している点は少子化対策です。子育て支援の観点です。ですから、子どもの権利条約では18歳までが子供という位置づけですので、その少子化対策、子育て支援を市長も一生懸命なさっています。学校給食もゼロにする、そういった新聞の見出しを見て私も歓迎するところですが、そういった努力、それを考えればそれに逆行するような人頭税のような、そういった頭割りでやる古い課税の仕方はやめるべきだと考えます。既に本市では18歳までの国保加入者は4,407人加入しています。既にご答弁がありましたとおり、7割、5割、2割の軽減策もとられています。この均等割、これを単純に計算して、廃止するために単純に8,900万円くらいかかると思いますけども、その8,900万円かかる中でも7割、5割、2割の軽減策がありますから、それよりもっと低くなると思います。そういう中で、くどいようですけども、再度均等割の対応について、その対策、これについて前向きに検討していくお考えはないのか。ほかの自治体を勘案して検討しますというご答弁がありましたけども、子育て支援の観点でお伺いします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   均等割についてお答えいたします。  先ほどから説明しておりますけれども、国民健康保険の広域化に伴いまして、今県のほうも保険者として大きな役割を担うようになってございます。それから、沖縄県広域化ということで宮古島市だけの保険制度ではないという状況もございます。そういう中では、やはり独自でこういう制度を設けるべきなのか、あるいは県内市町村と足並みをそろえるべきなのか、また県ともいろいろ協議する必要もあるかと思いますので、慎重に議論していく必要があるというふうに考えております。 ◆上里樹君   検討していくということなんですけども、ぜひ前向きにこの課題は、宮古島市が子育て支援のモデルということで、就学援助についても今年度小学校入学前の前倒しの支給が方針として決まって大歓迎ですけども、中学校に続いて小学校も前倒しの支給、これが可能になりました。その子育て支援の観点から、子供の貧困問題がこれだけ深刻になっている沖縄県ではとりわけ必要な課題だと思います。加入者の所得は低いのに保険税は一番重い国民健康保険の構造問題、これは深刻です。国民健康保険について、一般会計からの繰り入れの継続と平等割、均等割の廃止、軽減を求めて私は質問いたしましたが、この子育て支援の観点からの保育所の無償化、これ国は今年度乗り出しますけども、その無償化を進めようとしているんですけども、この無償化の策も財源が消費税という人頭税のような財源に依拠しています。しかも、自治体にとってみれば公立園は対象外と、自治体負担だということになります。ですから、財政難で苦しむ、そういう自治体、待機児童対策で苦しんでいる自治体、これまで以上により負担がふえるわけで、本当にその前に受け皿づくりが課題だという反発が上がるのも無理もないと思いますけども、こういった財源は消費税に頼るべきではないと考えます。いわゆる消費税に頼らない道、これが富裕層への課税をもとに戻すこと、大企業への課税をもとに戻すことで確保が可能だという道を私は訴えたいと思います。こういう中で均等割の廃止を求めましたけども、もう時間もありませんので、残りの質問、大事な問題いっぱいありましたけども、ここで私は締めくくりたいと思いますけども、市長が一生懸命この少子化対策を考えて、こどもの医療費無料化も頑張っています。先ほどの私の見解表明にもありましたように、県も宮古島市が就学援助の拡充に懸命になっていることを評価しているということをおっしゃっていました。県が評価するように、宮古島市が全県の牽引者として子育て支援の対策を一生懸命やっているということを評価されるように、市独自での均等割の廃止、そのことにぜひ努めていただきたいと要望して私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(佐久本洋介君)   これで上里樹君の質問は終了しました。  順次質問の発言を許します。 ◆眞榮城徳彦君   通告に従いまして一般質問を行ってまいります。  私非常に残念に思っております。15年ほど議員をしておりますけども、過去にも不穏当発言やそういったものはありました。問題もありました。そのたびにですね、じゃどういった対処をしてきたかといいますと、自分のとった不穏当発言に関しては必ず責任をとる、そして議長に、あるいは議員に謝罪をして、撤回をしてけじめをつけると、これが議員のあり方であり、議会の基本的な姿勢であると私は思っております。きのうの流会は一体何だったのか、何がきっかけでそうなったのか。上里樹議員は、自分の主義主張、信念を持って質問をしたかもしれませんけども、議会には……                 (傍聴席から何事か声あり) ◆眞榮城徳彦君   うるさい。 ○議長(佐久本洋介君)   傍聴席は静粛にしてください。 ◆眞榮城徳彦君   私に文句あるんだったら議場外でやりなさいよ。何を勘違いしているんですか、あなた方は。 ○議長(佐久本洋介君)   傍聴席は静粛にしてください。                 (傍聴席騒然) ◆眞榮城徳彦君   やじを飛ばすな。                 (傍聴席騒然) ○議長(佐久本洋介君)   傍聴席の傍聴人、退場を命じます。                 (傍聴席騒然) ◆眞榮城徳彦君   あなた方がそういうふうに言うんだったらね、私は何とでも言いますよ。 ○議長(佐久本洋介君)   再三の注意にもかかわらず、なお議長の命令に従わないので、地方自治法第130条第1項の規定により傍聴人に退場を命じます。 ◆眞榮城徳彦君   あなた方は、自分らが言っていることは全て正しいと思っているんですか。あなた方のいつも言っている民主主義というのは…… ○議長(佐久本洋介君)   傍聴人に退場を命じます。 ◆眞榮城徳彦君   自衛隊に賛成する人もいれば反対する人もいる、いろんな議論がある、これが民主主義でしょうが。                 (傍聴席騒然) ○議長(佐久本洋介君)   傍聴席は静粛にしてください。                 (傍聴席騒然) ○議長(佐久本洋介君)   さっきから申し上げているとおり傍聴人は退場してください。                 (「休憩しないと」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午前10時59分)                 (傍聴人3名、退場) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午前11時11分) ◆眞榮城徳彦君   あなたも言ったように、自分の思っていることを言って、何でもかんでも言ってもいいというんだったら、私だって言っても構わないじゃないですか。何であなたは自分のことを棚に上げて人を非難するんですか。                 (「ルールにのっとって所見をやったじゃないですか」                   の声あり)                 (議員の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   静かにしてください。 ◆眞榮城徳彦君   わかりました。あなたがそう言うんなら、懲罰特別委員会でも何でもつくってですね、しっかりと処分をお願いしたいと思います。  ここから気を取り直して質問に移るというのはなかなか大変なことですね。一応通告はしてありますけど、はしょる部分があるかもしれませんので、当局の皆さんにはあらかじめご了承願いたいと思います。まず、宮古島市の全産業の純生産高、これはGDPとはちょっと違うんですけども、どういった産業が年間にどのような生産高を上げて、それは宮古島の全生産高、経済生産高ですね、これになっているということからちょっと話をしたいと思うんですけども、これは平成28年の資料ベースしかありませんので、恐縮なんですけどもね、平成28年宮古島市の全産業の純生産高は1,537億3,300万円、これは1年間で宮古島市全部で、全産業が築き上げた経済生産ですね。これが多いか少ないかという話なんですけども、ちょっと比較をしてみたいと思います。宮古島市は1,537億円、お隣の石垣市は1,545億円、糸満市が1,274億円、名護市が1,772億円なんです。大体類似人口の市を取り上げてみたんですけども、私はこれ何を言いたいかといいますと、この中で1,537億3,300万円の生産高のうちですね、1次産業、農業が5.3%、水産業に至っては0.3%。私は、常々その地域の地域力というのはですね、やっぱり1次産業、これが基本としてしっかりと根づいているかどうかということが一番大事なことだと思うんです。これは国にとっても同じですね。今自給率の問題、カロリーベースで30%を切っているという情報があるんですけども、日本という国がまず農業、水産業、この1次産業をしっかりと確立していかないと、この国の未来は危ういものだと私は思っております。この宮古島市の平成31年度の一般会計予算が404億3,500万円、これで割ってみますとですね、つまり全産業というのは、これサービス業も含まれるわけですから、当然行政サービス業も含まれております。この404億3,500万円がどのぐらいの割合で貢献しているのかというと、宮古島市の場合には27%、石垣市は17.8%、糸満市が20.7%、名護市が22.3%、つまりほかの類似人口市に比較してみると宮古島市の予算というのはですね、結構宮古島の産業全体に及ぼす影響は大きいというわけです。ただ、私は何も予算が膨れれば膨れるほどいいというんじゃなくて、それだけ宮古島市に落ちる金ですから、この404億3,500万円というのはですね。これは、しっかりと確保してもらいたいなと思っております。  長々と枕を言ってしまいましたけれども、ここから一般質問に入っていきます。合併から14年目を迎えているわけなんですけども、そもそもなぜ合併をしなければならなかったのかという話です。それは、当然合併をしてこの宮古島市全体として、財政基盤を確立していかなければならない、こういう事情がありました。当時、下地敏彦市長はその当時の合併協議会の幹事長ですか、ですから相当ご尽力なされたと思うんですけども、もう合併話に賛同の意思を示したのはまず旧平良市、それから旧伊良部町、そして旧城辺町、この1市2町はですね、非常に財政的に逼迫した状態だった。平良市においてはですね、予算が組めない、赤字予算、暫定予算と言われますけども、つまり予算を組むためにはまだ何にもやっていない次年度の仮の予算から借りてきてつじつまを合わせると、こういうことをやっていたんですね。皆さんもご存じのとおり、あの夕張市の件があって以来、こういった全国のワースト都市ということがありましたけれども、当時の平良市はワースト6位ぐらいでしたね。6位か7位ぐらい。いつ潰れてもおかしくないということだった。ところが、国の施策でもって平成の大合併という事業をやろうと。これは、まさに宮古島の旧平良市、そして旧伊良部町、旧城辺町にとっては渡りに船の大きな施策であったと私は思っております。ただ、当時比較的財政に余裕のあった下地町、上野村は難色を示しておりましたけれども、最終的には宮古島は1つということで合意をして、下地幹事長のもとで合併協定書にサインをしたと、そして宮古島市が誕生したといういきさつがあります。國仲昌二議員も触れておりましたけれども、やっぱり合併の一番のメリットは、合併算定がえというこの制度そのものだったんですね。各市町村の交付税を単純に言えば合算をして、それで宮古島市の交付税の額にするということで、これは相当大きな額になったわけです。調べてみましたら、じゃその合併して、沖縄県内で合併したのは大きなところで南城市、そしてうるま市ですけども、宮古島市が大体平均して120億円ぐらい地方交付税、普通交付税をいただいているときに南城市は66億9,800万円で、うるま市が、これ人口12万人の都市ですけども、127億3,400万円。5万4,000人の人口の宮古島市とうるま市がほとんど変わらないという状況なんですね。交付税というのは一体どういうふうにして算定されるのか、どういうふうにして交付されるのかといいますと、それは当然この自治体の財政基盤を見て、これじゃまずいからと、これちょっと財政的に脆弱過ぎるからこれだけ上げましょうということが国の交付税の算定基準なんですけどもね、それにしても宮古島市は百二十数億円ずっともらい続けて、ことしは116億円になっていると思うんですけども、大体そんなもんだと。石垣市なんか68億円、豊見城市に至っては34億円しかもらっていない。今一番国から地方交付税の交付を受けている額が大きいのは、1にうるま市、2に宮古島市。だから、そういうことを考えますと、この状態がいつまで続くのかなと。いろいろ財政課にも前々からお聞きしていますけども、一番心配するのは、この交付税の算定額が急激に変わってもらっては困る、そういうことを私は危惧しておりまして、財政課はそんなに変わらないというふうな楽観的な見方しておりますけれども、その辺が一番気になるところです。  質問に入りますけども、平成31年度の予算で市税が大幅に伸びておりますね。3億260万2,000円、これ宮古島市が非常に今好景気に沸いて、予測はされたんですけども、市税が伸びたと。これは、当分市税の伸びというのは続いていくだろうというふうに予想されておりますけれども、厳密に検証しているはずの財政課、なぜこんなふうに市税が伸びているのか、今後の見通しも含めてお聞かせください。平成31年度の宮古島市の予算の特徴は1つ目に市税の伸びですね、それから繰入金の大幅な伸び、それから起債の大幅な伸びですね。財政調整基金を、宮古島市はこの数年間ずっと実質収支が黒字ですから、これを少しずつ積み立てて基金を持っていったと。これも國仲昌二議員でしたか、宮古島市が合併した当時は数億円ぐらいしかなかったと。ところが、今や150億円ぐらい超えて基金も順調に積み上がっている。財政調整基金だけじゃなくてほかの基金もどんどん積み上がっています。ただですね、この同僚議員の皆さんが指摘しているように、今年度から初めてこの財政調整基金を取り崩すと。13億3,700万円ですか、これを取り崩していく。それから、庁舎建設基金も14億円取り崩していく。これ初めてのケースですね、宮古島市になってから。一旦この基金が取り崩しになる、これは私は相当危険な兆候じゃないかと思っております。どんな、財政力指数が0.7を超すような大都市の那覇市でもですね、毎年毎年歳入不足にさいなまれて、基金の取り崩しで民生費に充てているような状況。宮古島市は、そういうケースはなかったんですけども、後で出てきますけど、総合庁舎を建設するということでやむにやまれずと申しますか、それを取り崩してやると、それから当然起債もふえると、一般財源からの持ち出しも多くなるということですね。起債の今年度の伸び、56億9,730万円、2018年度は44億8,670万円ですから、12億1,060万円も伸びております。依存財源の構成比、これが初めて10%を超えまして、初めてだと思うんですけど、14.1%になりました。この傾向が続くのかどうか。基金に関しては、これ取り崩した後の残高ですね、財政調整基金、庁舎等建設基金、これをお聞かせください。  次に、歳出についてなんですけども、歳出の大きな特徴ですね。総務費ですね、これ総合庁舎建設事業が絡んでくるわけですから、43億4,900万円余りもふえております。これ次年度も大体平成32年度以降もですね、こんなふうになっていくのかどうかをお聞かせください。  それから、公債費、これも伸びていますね。39億9,246万円、これも前年度に比べて3億4,816万円伸びております。公債費の伸びですね、当然市債も伸びているわけですから、公債費も伸びていく。総務部長の話ですと、この前の國仲昌二議員の質問に対して平成二十二、三年度ぐらいがピークじゃないかということになっておりますけれども、公債費というのは一回レベルが、水準が決まってしまうとなかなか急激には下がっていかない。当然今沖縄県内で経常収支比率が81.8%で宮古島市はトップなんですね。だけども、総務省の出した財務指標の中で実質公債費比率、これが10%を超えて、あるいは12%も超えてという話になってくる。15%あたりから大体危険水域に入ってきますから、こういうふうにこの数字がどんどん伸びていきますとですね、これはいろんな財政内容に支障を来してくる。どこの自治体でも一番困っているのはこの実質公債費比率ですからね。借金をしたのはいいんだけども、この借金を返していかなければならない。当然借金を返していかなければならないということは、これ義務的経費ですから、毎年毎年固定化して大体同じようになってくる。人件費も払わなくちゃならない、民生費もちゃんと払わなくちゃいけない。そうすると、大きな工事とか独特の工事とかいうのがだんだん、だんだん狭められてくる。だから、義務的経費が多くなれば経常収支比率が悪くなっていって実質公債費比率も悪くなっていくと。そこに陥らないようにしていくにはどうしたらいいかということを財政課は当然年中考えていると思うんですけども、その辺の公債費の伸びの説明ですね、これもお聞かせください。  物件費が伸びてはいるんですけどもね、私は何も緊縮財政をしなさいといつも言っているわけじゃなくて、出すべきところには出したほうがいいと、お金は。今宮古島市の職員の皆さんの賃金レベルというのは、ラスパイレス指数というんですけども、91ぐらいで、県内11市の中で最低です。市長ね、私は職員の皆さんの、職員はどんどん、どんどん減って人件費も減っているわけですけども、職員の皆さんの給料を少し見直して、このラスパイレス指数91を少し上げていく気持ちはないのかなと。そうしないとですね、やっぱり職員の皆さんの仕事に対するモチベーションは上がらないだろうし、私はせめて93%ぐらいに持っていけたらいいんじゃないかなと思っております。そして、私が一番ここで言いたいのは、臨時職員が宮古島市に何名いて、どのくらい日当もらっているのか。恐らく低い日当で毎日頑張っていると思うんですけども、日当の見直しはできないのかなと。それもそうなんですけど、私は臨時職員の皆さんはすごく頑張っていると思うんですね、安い給料で。今全体的に沖縄県全体で好景気もあって、民間の賃金が上昇傾向にあります。私は、臨時職員の皆さんの日当を例えば月500円でも上げれば、相当家計的には助かるんじゃないかと。つまり臨時職員の皆さんは若い世代が多いですから、共働き世代で頑張っているんですけども、これが14万円とか15万円とか16万円になっていけば、非常に働きがいもあって若い人の家計も助かるんじゃないかと。私は、何か財政問題といったら削れ、削れみたいなことを言うんですけど、私は上げるべきところは見直して上げていかなくちゃならないと思っておりますので、この辺の話も聞きたいと思っております。  物件費の委託料は、これはいいです。割愛させていただきます。  義務的経費が今65.9%になっているんですけども、これは多いか少ないか。義務的経費の水準というのは非常に気になるところでありますから、これも教えてください。今後の推移の見通しですね。  それから、民生費についてお聞きします。この民生費が今年度減になっております。1億2,098万円ぐらい減っているんですけども、これ宮古島市だけじゃないと思うんですね、民生費が減っているというのは。県内11市を調べてみまして、社会保障費の伸びとともに、あるいは高齢化とともに、どうしても民生費が抑制できないと。国もそうですね。社会保障費の伸びが一番の悩みの種になっている。なぜこの民生費が減っているのか、この要因は何なのかもお聞かせください。  生活保護扶助費、これが減っております。3億2,824万円減っているんですけども、私決して宮古島市の生活が全体的に豊かになったとは実感できない。大体生活保護を受けている方々というのは高齢者が多いと思うんです。そうすると、障害者の方とかいろいろ働けない事情の方とかいるわけですけども、3億2,824万円も生活保護費が急激に減った、これ何か特殊な要因があるんじゃないかと思わざるを得ませんので、この説明をお願いします。  それと、3月の、今月の補正予算で生活保護費返還金というのが雑入に入っていまして、561万円、これもどうしても私は理解できない。生活保護を受けているのは生活が苦しいから、どうしようもないから自治体にお願いをして、国の予算を4分の3、宮古島市の予算を4分の1いただいて、それで生活保護費を受給している。それが急に返還金、しかも561万円も。これこの時代にそぐわない。なぜこういうことが発生するかというのがどうしてもわかりませんので、この辺の説明をお願いいたします。  次に、10月から消費税率の引き上げに伴ってスタートします幼児教育、保育の無償化の問題であります。対象は、全ての3歳から5歳児、それから住民税非課税世帯のゼロ歳児から2歳児となっておりますけれども、そこで質問をいたします。住民税非課税世帯とは本市においては年収幾らぐらい、幾ら以下を指すのか教えてください。  それから、宮古島市で該当する世帯はどのくらいいらっしゃるのか、これも質問いたします。  それから、3番目に認可外保育園に通う子供たちにもこの制度は適用されるかどうか、これをお聞かせください。  次に、沖縄子供の貧困緊急対策事業については、これは中身は要りません。説明不要です。申しわけないんですけども。私がここで聞きたかったのは、急に沖縄子供の貧困緊急対策事業というのが国の支援を受けたり、あるいは玉城デニー知事が辺野古以外でも第一の重要施策として打ち出している貧困対策問題、沖縄県全体で取り組まなければならない重要な問題だと思っています。ところが、予算書を見てみますと、この緊急対策事業、民生費の福祉部と、それから教育委員会に分かれている。同じ事業から出ているお金なのか全く違うのか、その辺の区分けをやってみたんですけども、どうしても意味がわかりませんので、こう書いたんですけども、これは教育長でも福祉部長でもいいですから、こういった貧困対策事業の連携がちゃんととれているのかどうかですね、とった上でこの事業をそれぞれ実施しているのかどうか、その辺をお聞かせください。  次に、就学援助についてお聞きします。これは、私は見なかったんですけど、ちらっと見たら上里樹議員も質問していたんですけど、重複していたらごめんなさい。就学援助を受けられる要保護、準要保護の対象者は宮古島市では何人ぐらいいるのかお聞かせください。  それから、平成17年3月でしたかね、国が要項を改正しております。つまり今まで就学援助というのは就学後に、特に小学校では小学校入学後にしか支給できなかったんですけども、これも多分公明党の強い後押しがあって平成17年3月にこれが改定になりました。そして、就学前に前倒し支給ができるという国の決定がありましたけれども、ところが国の決定はあったんですけども、この実施内容はですね、対応はですね、それぞれの自治体に任されているんですね。やるところもあればやらないところもあると。できれば、小学校入学前の就学援助というのは、いろんなお金がかかる時期ですから、ランドセルを買ったり学用品買ったり、いろんなものをそろえたりする重要な時期ですからね、せめて前倒し支給ができないのかなと。我が宮古島市においては、これはどのようになっているのかお聞きしたいと思います。  宮古島市上野トロピカルフルーツパーク機能強化事業について。この事業の内容がよくわかりません。この宮古島市上野トロピカルフルーツパーク事業というのは、旧上野村においてうえのドイツ文化村、それから上野資源リサイクルセンター、それとこのトロピカルフルーツパーク事業、この3大事業として旧上野村が強力に推進して、お金をかけてやってきた事業なんです。確かに宮古島市上野トロピカルフルーツパークはもともとは蝶々園という施設がありまして、観光バスが何台もとまるような施設があって、レストランもあって、いろいろにぎわっていた経緯があるんですけども、この蝶々園が撤退をしまして、それが新しい施設に生まれ変わると。一括交付金を使ってどんどん入れました、お金も。その中で必要な機械をたしか数千万円入れました。新しい事業計画をつくって、要するに観光客が憩えるようなものをつくると、そして売れ残ったマンゴーとか、そういったものを利用してマンゴージュースを提供したり、いろんなことをやりたいという事業でした。ところが、これは余りぱっとしない。お金をかけてきた割には中身がよくわからない。今指定管理者になっていますけどもね。今回も一括交付金を使って1,269万4,000円の補助をやっております。その上で基金も創設してあげると言っているんですね。これ指定管理者がやっている事業としては、非常に破格な扱いだなと。だから、担当する、農林水産部だと思うんですけども、一体どのようなビジョンを持って、この事業を展開しようとしているのか、この辺をお聞かせ願いたいと思います。  多少興奮をしてしまいまして申しわけありませんでしたけれども、答弁を聞いて、再質問があれば再質問したいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎副市長(長濱政治君)   宮古島市上野トロピカルフルーツパーク機能強化事業、これはですね、今年度全体を見直すということで、基本構想というものを今年度やりました。次年度は、この基本構想を踏まえた基本計画、こういったものをやろうと思っております。これ今眞榮城徳彦議員おっしゃったとおり、一括交付金でネピュレ機とかなんとか機械を入れて1つの建物のところをやりましたけれども、そうではなくて全体的にみんな見直そうというふうなことを考えております。これがそういった宮古島市上野トロピカルフルーツパーク機能強化事業ということの中身になります。  それからもう一つ、通告の質問に対してのお答えになりますけども、基金を創設する理由は何かということでございますけども、この宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設は、合併前の旧上野村時代に地域食材加工施設として建設された施設を平成26年度から指定管理を行っております。同施設は、いわゆるネピュレ機、それからプレハブ型の冷蔵、冷凍庫各1棟、それからミキサー等の加工施設の整備を行いました。主に規格外のマンゴー、それからパッションフルーツ等の農産物を加工して本市の特産品の開発に資するための施設として設置したところです。同施設を活用いたしまして、これまでに29軒のマンゴー農家から規格外のマンゴー等を約80トン仕入れまして、独自の商品開発を行い、日本ギフト大賞や宮古島スイーツコンテストグランプリなどを受賞して製品開発に努めております。また、同施設では従業員も10名程度雇用しておりまして、年刊売り上げも好調に推移しており、本市の雇用促進や特産品の振興に大きく寄与しております。今後とも農家の所得向上や特産品開発の持続的な振興のために、本施設を継続的に管理、運用していくことが必要だと考えております。また、同施設は整備から20年余が経過していることから、経年劣化のための修繕が必要になることから、その対策といたしまして徴収した使用料を原資とする基金条例を創設したいと考えております。そのため、指定管理者制度では使用料を徴収することができないことから、施設利用者を公募し、その使用料を基金に積み立てることによって修繕等の費用を確実に確保して市の負担を軽くしたいということを考えております。そのための基金ということを考えております。 ◎総務部長(宮国高宣君)   市税の伸びの背景、要因の質問でございます。平成31年度の市税の当初予算は53億4,816万3,000円で、前年度当初予算に比べて5.7%、金額にして3億260万2,000円の増となっております。市税の伸びの主な要因としましては、まず1点目に好景気を反映した雇用情勢の改善などに伴う納税義務者の増加、サトウキビの豊作などによる農業所得の大幅な増による個人市民税現年度課税分でございますけど、10.1%、金額にして1億6,290万9,000円の増となっております。2点目に企業収益が引き続き好調なことや納税義務者である法人数の増による法人市民税現年度課税分で9.7%、金額にして2,738万2,000円の増、3点目にホテル、アパート、工場、事務所等の新築家屋の増加による固定資産税現年度課税分で4.2%の増、金額にしまして9,822万7,000円の増となっております。最後に、観光客の増加に伴う消費増等による市たばこ税現年度課税分で4.9%、金額にいたしまして1,949万4,000円の増などとなっております。次年度以降の伸びにつきましては、今後二、三年は好景気による給与所得の増や納税義務者の増、アパートなどの新築家屋の増による増収が見込めることから、個人市民税や固定資産税は増加していくものと考えております。ちなみに、平成32年度につきましては、市税の増加の金額を市税全体では約1億2,000万円程度の増収を見込んでおります。  次に、繰入金の大幅な増の理由の説明を求めるということでございます。その中におきまして、1点目の財政調整基金の残高は幾らかということでございます。財政調整基金の繰り入れにつきましては、前年度までの当初予算編成時には計上しておりませんでしたが、平成31年度当初予算において13億3,757万1,000円を計上しております。前年度と比較しまして普通交付税の加算額の減少及び臨時財政対策債の減、加えて普通建設事業において総合庁舎の整備が本格的に始まること、城辺地区統合中学校整備や引き続き伊良部地区小中一貫校の整備などにより普通建設事業において伸びが見込まれていることから、特定財源である市債等、特定財源を充当しても一般財源の額が増加するなど、事業費の規模によって影響が生じております。このことから、財政調整基金からの繰り入れの予算計上をしたところでございます。なお、財政調整基金の残高につきましては、平成31年度当初予算において13億円の繰入金を計上しております。予算編成時点では78億円となりますが、平成30年度中において約11億円の積み立てを計上しておりますので、89億457万4,000円となります。  2点目の庁舎等建設基金につきましては、平成31年度から総合庁舎整備工事に係る財源として14億円を計上しております。平成30年度末残高を約29億4,000万円と見込んでおりますので、基金残高は15億4,002万3,000円となります。  次に、市債の伸びの理由でございます。市債につきましては、現在56億9,730万円となっております。前年度対比で12億1,060万円の増となっております。主な伸びの内容としましては、合併特例債の総合庁舎整備事業債が約28億3,000万円の増、沖縄振興特別推進事業債で5,720万円の増、土木債の都市計画事業債で1億1,120万円の増などが上げられております。市債は、適用する事業の内容、規模を踏まえ、予算計上しております。その年度に応じて変動するところでございますが、平成31年度予算においては総合庁舎建設の本格的なスタートに伴い、合併特例債の総合庁舎整備事業債の増が大きな要因と考えております。なお、総合庁舎整備事業は平成32年度までとなっていることから、平成33年度以降の市債発行については減少に転じるものと見込んでおります。  次に、総務費の大幅増の件でございます。総務費の大幅増について、大きな要因は総合庁舎整備事業によるものです。ほかにも要因として伊良部大橋橋詰広場地域振興施設整備事業、ふるさと納税事業、電子黒板整備事業が上げられます。内容としましては、総合庁舎整備事業が約42億5,800万円の増、伊良部大橋橋詰広場地域振興施設整備事業が約2億4,750万円、ふるさと納税事業が約2億3,233万円の増、電子黒板事業が7,805万円となっております。  次に、公債費の増の説明になります。公債費につきましては、元金が約3億8,198万円の増となっております。利子が約3,312万円の減、合計して3億4,816万円の増となっております。元金の増については、平成26年度から平成29年度までの借り入れに伴って元金償還が始まることになっており、比較的事業費の大きかった合併特例債を活用した事業や一括交付金事業の市負担額に充当した市債の償還による影響から、前年度比での増となっております。また、長期債利子の件は、近年の借り入れに際しての利率の低下によるものとなっております。借り入れ利率は、平成29年度借り入れ分で見ますと、最も低い利率が0.01%、最も高い利率が0.8%となっております。最も低い利率は財政融資資金で、最も高い利率は銀行等からの借り入れとなっております。  実質公債費比率の件がございました。平成27年度の実績は7.4%、現時点において試算を行った平成32年度見込みでは9.2%と計画の範囲となっております。実質公債費比率がありますが、この指標は18%以上25%未満の団体が公債費負担適正化計画を策定するということになっておりますので、一般的な基準より低いという形を考えております。現時点で実質公債費比率のピークは2023年度の11.7%を見込んでおり、18%には達しない見込みと現在考えております。  次に、物件費になります。物件費の伸びの説明になります。物件費の伸びの主な要因としましては、ふるさと納税事業の委託料が約2億2,694万円の増、認定こども園管理運営事業の賃金が8,627万円の増、じんかい処理事務費の委託料が約1億2,753万円の増、電子黒板整備事業の備品購入が7,785万円などとなっております。ふるさと納税事業は、寄附金額の60%を委託料としていることから、寄附金額の伸びに伴い、増となっております。認定こども園の管理運営事業は保育士賃金が日額1万円に、約1,200万円の増とされたこと、じんかい処理事務費はリサイクル等運転管理委託料の9,030万5,000円となっております。焼却施設、次年度の検査委託料の4,288万7,000円が新規で計上されたことによるものでございます。電子黒板整備事業につきましては、平成30年度補正で整備した小中学校以外の学校に整備するものとなっております。  物件費の中の賃金についてでございます。現在臨時職員は平成31年3月1日時点で422名となっております。賃金については、職種毎に日額がそれぞれ分かれております。主な職種別で一般事務職が現在6,500円、保育士及び幼稚園教諭は資格取得5年未満が8,200円、資格取得5年以上が8,800円、環境衛生作業員が7,300円となっております。他市の状況を一般事務職で比較しますと、11市の中で南城市が6,975円、豊見城市が6,800円、那覇市が6,580円となっております。500円増になったらということでございます。現在の日額に500円の引き上げを行った場合の影響額は、一人当たりの賃金が月額で1万円の増額となります。年額にしますと12万円の増額、それに加え、事業者が負担する社会保険料が月額で1,222円の増額、年額にしますと1万4,664円の増額となります。これを約400人と仮定した場合には、賃金で4,800万円、また社会保険料が約580万円となります。合計で5,380万円の増額となります。                 (「ちょっと休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午前11時58分)  再開します。                                     (再開=午前11時58分) ◎総務部長(宮国高宣君)   日当をふやすことにつきましては、現在ハローワークにですね、いろいろ募集をかけておりますけど、教育委員会もそうでございますけど、なかなか応募がないというのが現状でございます。よって、保育士等も増額しておりますけど、その辺につきましては市長、副市長とですね、またいろんな形で考える時期に来ているんじゃないかなと、私個人、総務部長としてはそう思っております。 ◎福祉部長(下地律子君)   質問を幾つかいただきましたので、順にお答えしたいと思います。  まず初めに、民生費の1億2,098万円の減についてでございます。民生費のこの減の主な要因といたしましては、生活保護扶助費の3億2,824万円の減となっておりまして、生活保護世帯の減少によるものでございます。平成29年度の被保護世帯数は、対前年度比で909世帯から896世帯と平均13世帯の減、平成30年度は2月末の数字で比較すれば対前年度比896世帯から843世帯と、平均で53世帯の減となっております。また、児童福祉総務費の放課後児童クラブ整備におきまして、整備箇所が2カ所から1カ所になったこと、さらに施設の規模が80名から40名になったことで8,573万2,000円の減となっております。ただ、減がある一方、障害福祉費におきましては障害福祉サービス給付費と障害児通所給付費で合計6,017万3,000円の増、保育対策総合支援事業、保育補助者雇い上げ強化事業でございますが、対象施設の拡大により4,254万5,000円の増、保育所、こども園に勤務する保育士の賃金の見直しにより4,370万9,000円の増などがあり、前年度比1億2,098万円の減となっております。  続きまして、生活保護扶助費の3億2,824万1,000円の減についてでございます。先ほどの答弁の繰り返しになりますが、平成29年度の被保護世帯数が対前年度比で平均13世帯の減、平成30年度につきましては対前年度比で平均53世帯の減となっていることが大きな要因となっております。今回平成30年度当初予算から3億2,824万円の減となっておりますが、平成30年度も当初予算におきまして被保護世帯を5年間の平均伸び率で算出し、19億5,248万7,000円を計上いたしておりましたが、平均保護世帯が大きく下回り、今回3月補正予算で3億円の補正減となっております。平成31年度の当初予算は、平成30年度の実績見込み額に過去5年間の伸び率を掛けまして算出した結果、減額となっております。  次に、生活保護返還金561万2,000円の件でございます。生活保護返還金の人数でございますが、この返還金は平成29年度以前に発生した生活保護費返還金の滞納繰り越し分93件となっております。複数の返還を行っている方もおりますので、人数ではなく件数で93件となっております。具体的に言いますと、例えば生活保護法第63条でいう数カ月先に何らかの収入が見込まれているが、今現在生活に困窮して生活保護を受けた場合、そのかかった費用を返還するということなどがあります。そのほか、世帯員の転出に伴う住宅扶助の過大支給、収入申告書の未提出に伴う扶助費の算定誤りなどがございます。また、生活保護法第78条でいう不正受給の返還理由といたしましては、課税調査で発覚した就労収入、仕送り収入などの意図的な未申告が上げられます。  次に、10月からの幼児教育、保育の無償化についてでございます。住民税非課税世帯とは宮古島市で年収幾ら以下の方を指すかというご質問でございますが、住民税非課税世帯とは世帯全員が所得割と均等割がともに非課税であることを言います。住民税が課税されない方は、まず生活保護の規定による生活扶助を受けている方、2番目に障害者、未成年者、寡婦など前年の合計所得金額が125万円以下、これは給与所得者の年収に直しますと204万4,000円以下であった方、3番目に前年の合計総所得金額が市町村の条例で定める金額以下の方となっております。3番目の市町村の条例で定める金額以下で非課税限度額につきましては、扶養人数により非課税限度額の基準が増減することになります。宮古島市の非課税限度額の算定方法は、28万円に扶養人数プラス1、またプラス16万8,000円と定められており、例を挙げますと、例えば会社員、専業主婦、子供2人の4人世帯の場合、総所得金額は128万8,000円以下が非課税世帯となり、年収に換算すると209万7,000円以下となります。  続きまして、宮古島市で該当する世帯がどのくらいいるかというご質問でございますが、幼児教育、保育の無償化の対象といたしまして、ゼロ歳児から2歳児については住民税非課税世帯が対象となっておりますが、本市においてその対象となる世帯は市の全体で把握することが現在困難となっておりまして、平成31年3月1日現在、本市の保育所、認定こども園、地域型保育事業所などに通園している世帯で調査したところ、242世帯となっております。  続きまして、認可外保育園に通う子供たちにもこの制度が適用されるかというご質問でございます。幼児教育と保育の無償化につきましては、認可外保育施設に通う園児も対象となります。3歳児から5歳児につきましては、保育の必要性の認定を受けた場合、月額3万7,000円までの利用料、ゼロ歳児から2歳児については、保育の必要性があると認定された住民税非課税世帯の園児を対象に、月額4万2,000円までの利用料が無償となります。 ◎教育部長(下地信男君)   児童生徒への就学援助の利用状況ということでございますけども、人数、対象者は何名ぐらいいるかというご質問です。平成28年度が小中学校児童生徒合わせて1,038名、平成29年度が1,120名、それから本年度、これは3月14日現在ですけども、1,296名、25.6%でございます。  それから、就学前に前倒しで支給できないかということですけども、この就学援助のうち、新入学児童生徒学用品費、いわゆる入学に関して必要なランドセルだとか靴とかですね、そういう学用品につきましては、中学校は平成29年度から実施しております。本市においてですね。小学校の入学前支援というのは平成31年度から、つまり平成32年度に入学する者を対象として実施してまいります。 ◆眞榮城徳彦君   ありがとうございました。福祉部長ね、生活保護のそういった件数とか中身とか、これ少しまだ納得いきませんから、年間通して、これは追跡調査じゃないんですけども、関心を持って見守っていきたいと思っておりますので、ぜひ厳密な施策をよろしくお願いします。  これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(佐久本洋介君)   これで眞榮城徳彦君の質問は終了しました。  午前の会議はこれにて休憩し、午後の会議は1時30分から再開します。  休憩します。                                     (休憩=午後零時09分)  再開します。                                     (再開=午後1時30分)  午前に引き続き一般質問を行います。  順次質問の発言を許します。 ◆山里雅彦君   私も質問の前に。5市町村合併前から今日に至るまで、長い間本市の発展のためにご尽力いただきました退職される皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。そして、議場にもお二方見えますね。振興開発プロジェクト局長、局長は前任は農林水産部長でしたかね。その前にもその隣で総務課長として座っていらっしゃいました。あれからすると10年以上かなというふうに思っております。いつも淡々とした形で答弁をいただきまして、ありがとうございました。そして、仲宗根均会計管理者、前職は教育部長であってですね、その前がまた同じく財政課長を何年かされていて、この議場にも10年近くであります。何か私にはひょうひょうとした形で感じられた答弁をしていただきました。大変お疲れさまでした。これからも退職される皆様がぜひ本市発展のためにご尽力いただきますようにお願いしたいと思います。  それでは、一般質問に入りますが、本日は3月定例会の最終日であります。記事日程もまだまだこれからありますが、きょうの一般質問4人は初めて定例会の最終日に一般質問しております。これからまだ当然、当たり前、最終日本会議の議事日程がございますので、10点ほど通告はしてありますが、3点ほどにして、ほかの7点ほどは次回以降取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、まず新年度予算に対する市長の見解について。観光客の増加、みやこ下地島空港ターミナル開業と大きくさま変わりする観光振興、地域経済、その中で新年度当初予算が過去最大の約404億3,500万円、前年比で約32億円増であります。当初予算としては過去最大の新年度予算計上でありますが、この新年度予算計上に当たり、本市のかじ取り役として市長の思い、考え等を聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(下地敏彦君)   本市では、近年の入域観光客増加に伴って、大型ホテルなどの宿泊施設の建設による活発な民間の投資、有効求人倍率の上昇など、好調な経済状況であると感じております。平成31年度予算編成におきましても、市税が前年度比で6%の増、金額で約103億200万円の増となっており、本市の経済状況の好調さがうかがえるものだと実感をいたしております。そのような中、本市の歳入の柱であります普通交付税が合併算定がえの段階的な減額の4年目となり、前年度比で約4億9,700万円の減となります。また、臨時財政対策債におきましても前年度比で約2億400万円の減となりました。歳出では総合庁舎整備事業が本格化し、本体工事に係る予算を計上するなど、普通建設事業費が前年度比で31.2%、約26億400万円の増となりました。このように歳入においてこれまでの一般財源が減となり、市の市政の取り組みの中で歳出予算が増加している状況においても、各施策を着実に実施し、行政サービスの水準の確保を図ることは必要不可欠であると考えております。予算の執行に当たりましては、全庁体制で適切に取り組み、現在の好景気による本市の振興、発展を持続させ、第2次宮古島市総合計画に掲げる島づくりの基本目標の実現に向け、着実な事業の実施に取り組んでまいります。 ◆山里雅彦君   昨日、国会のほうでも史上最大規模といいますか、100兆円を超える予算が成立をしております。予算というのは、社会保障の予算も大幅な伸びを示しておりましたが、災害復旧面の予算もたくさんありました。本年度は、本当に自然災害、広島の豪雨等も含めてですね、北海道の胆振東部地震ですか、北海道で初めて観測史上マグニチュード7の地震がありました。そういう意味では、私はこの予算というのは生き物だと思うんですよね。ですから、今定例会においても我々404億3,500万円の予算ということで過去最大ということで、議員の指摘もありました。こういう指摘がありました。中期財政計画の2015年度から2020年度にかけての予算、この予算の執行が、その財政運営がこの予算計画の中で計画どおり行われていない、これだけ乖離があると計画と言えないんじゃないかというご指摘をいただきました。私も一部理解するところでありますが、そういう流れにおいてもですね、その中でなぜこれだけふえたかということで、総務部長の話では、やはり社会状況の変化等々の話をしております。そして、毎年最後にローリングといいますか、年度ごとの予算の再検討をして現実に即した予算編成を行っているという話でありました。私は、やはりこの予算というのは宮古島市の予算も、先ほど市長が第2次中期財政計画の話をされておりましたが、やはりそれも2015年度から2020年度までの計画を2014年度に作成してあるわけですから、やはりですね、今から5年前に今のこの宮古島市の観光振興、100万人以上、110万人を誰が予測したでしょうか。そういった意味ではCIQ、クルーズ船の就航等も含め、それから下地島空港のターミナル整備も含め、開港も含め、先ほど総務部長も答弁されました伊良部大橋橋詰広場の事業も含め、やはり予算が伴わなければならないと思うんですよね、そういった意味では。やっぱり市民のサービスの向上、宮古島市の未来のために、これからも、私は予算というのは生き物だというふうに思いますので、ぜひそういう面では頑張っていただきたいなと思っております。  一方では、やはり眞榮城徳彦議員も午前中取り上げておりましたが、財政調整基金から繰り入れの話もありました。その財政調整基金というのは、まさに今この段階でといいますか、使うタイミングだろうと私は思っております。読んで字のごとく財政調整基金であります。私は、この今の状況の中での使い道というのは、まさに的を射た使い方かなというふうに思っております。使い道としては総合庁舎ということでありますが、総合庁舎もやはり市民の利便性の向上、サービスの提供にはもうなくてはならない事業だと私は思っておりますので、これについても1点だけ。償還計画とか財政状況に合わせて、やはり総務部長が言う状況の変化等で対応すると思いますが、これからもいろんな意味でこの宮古島市の振興、発展のため、市民サービスの提供のためには、私はこの財政調整基金の使い方、あり方、この予算編成によってですね、その事業、事業で、いろんな事業で私はこれからも繰り入れが必要になってくると思うんですよ。そういう意味では、今後の繰入金に対して、総務部長がいいんですかね、ぜひ一言よろしくお願いします。 ◎総務部長(宮国高宣君)   宮古島市財政調整積立基金条例の件でございます。その条例の中において、第6条で処分という部分があります。その中で4点ほど基金を処分することができる内容がございます。まず、第1点に経済事情の著しい変動等により財源が著しく不足する場合においての当該不足額を埋めるための財源に充てるとき、2点目に、議員も指摘をしておりますけど、災害により生じた経費の財源、または災害により生じた減収を埋めるための財源に充てるとき、3点目に緊急に実施することが必要となった大規模な土木、その他の建設事業の経費、その他必要やむを得ない理由により生じた経費の財源に充てるとき、4点目に長期にわたる財源の育成のために資する財産の取得等のための経費の財源に充てるときという形で条例で定めておりますので、そのような形で社会情勢に合った形で処分する場合は条例に基づいて処分していきたいと思っております。  なお、地方財政法の中の第7条おきましても、決算の実質収支額が黒字の場合には2分の1は積み立てることになっておりますので、そのように適切に対応してまいりたいと思っております。 ◆山里雅彦君   総務部長、予算というのは今後ともそういう形で私は動いていくものだと思いますので、そういった年度ごとのこの予算の再検討も含めて、ローリング含めてしっかり、これはこれからもぜひ財政調整基金等も含めてですね、本市の将来に向けて使っていただきたいと思っております。  次に、福山自治会の要請についてでありますが、宮古島市の葬斎場建設に伴う福山自治会の要請内容とその取り組み状況についてまずお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎副市長(長濱政治君)   福山自治会の要請についてです。宮古島市葬斎場建設に伴い、平成21年5月15日付で福山自治会から圃場整備地区の農道の整備など9項目の要請事項がございました。これらの要請項目につきましては、市の各所管部署において順次対応を行い、取り組んできたところでございます。現時点で要請項目の全てに対応できているということではございませんが、農道の整備や舗装、集会所の備品の整備やトイレの改修、乗用芝刈り機の助成等を実施しております。また、まだ対応できていない項目のうち、集落内街灯の電気料の助成や管理につきましては早急に実施に向けて取り組んでまいります。その他の要請項目についても自治会と調整を行いながら対応してまいりたいと考えております。特に山川圃場整備地区の農道の整備とか山川圃場整備地区の農道舗装、それから西中、佐事地区農道舗装整備、集会所の備品及び調理室の整備、それから乗用芝刈り機の助成などは整備済みでございます。あと残り3点、4点ぐらいありますけども、これも順次やっていきたいと思っております。 ◆山里雅彦君   福山の自治会長と話をする機会がたくさんありまして、その中で、やはり葬斎場建設については、合併前は宮古広域圏事務組合で議論したんですね、8カ所の検討地を含めて。それが合併後の、市長が一番ご存じだと思いますが、そういう結果でありました。それを受けて、1カ所は袖山墓地公園なりの計画がありました。宮古南静園の上のほうでもありました。そういう流れが二転三転として、この葬斎場建設に伴う福山自治会の英断がありました。ちょっとそのときの資料とか、お借りしてきましたので、紹介したいと思います。当自治会のご指導、ご協力をいただき、衷心より感謝申し上げます。長いので、少し抜粋します。葬斎場建設事業の候補地のこれまでの経緯を振り返ると、市町村合併前には宮古広域事務組合において8カ所を候補地に挙げ、その中から、いろいろありましたが、二転三転と場所を変え、今の状況があるということであります。白川葬祭場は老朽化が進み、早期建設は市民誰しもが望んでいることと思います。しかし、集落の隣接地に建設されることはどこの地域でも真っ先に反対することは当然であります。福山自治会も基本的には反対であります。飛ばしまして、このような状況の中で、このたび葬祭場建設計画は既存施設よりかなり集落に接近しており、当自治会は今後ますます集落環境を阻害されるとともに、住民の健康にも影響を及ぼす可能性も考えられます。しかしながら、市が提出する事業の発展は地域の理解と協力が必要であります。そのことに鑑み、自治会は市に事業説明会を求め、検討を重ねて住民への理解を深める中で次のことを要請事項として協議されたので、実現してくださるよう強く要請いたしますということで、先ほど副市長が述べられた9項目がありました。その9項目を、これ平成21年5月でありますが、宮古新報の記事でありますが、その要請を受けですね、市長もそういった意味では、全部すぐにというわけにいかないが、優先順位を決めていただきたい、緊急性のあるものから一つ一つ丁寧に処理していきたいという取り組む姿勢を見せております。先ほど副市長はこれからということでありましたが、やはりですね、そういう自治会の要望、あれから七、八年たちましたが、やはり早急にしていただきたいと思いますが、先ほど副市長が話されておりました電柱、防犯灯の件ですね、防犯灯が福山自治会には10基あるそうですね。その中の1基はLEDがもう整備されていて、本当に普通の、それ以外は1基当たり2,000円から3,000円、4,000円ぐらいでありますが、そのLEDは約10分の1、月200円ぐらいという話でありました。今現状は、そういう意味ではこの福山地域の皆さんは、ちょっと紹介しますが、自治会の財源を個人負担に依存している自治会としては年々厳しい状況にあり、管理の一環としてということでのお願いでありましたので、やはりそういう状況をですね、これまでの福山自治会の思いですか、そういうことはやはりしっかりとやる必要があると思いますので、街灯ですね、防犯灯をぜひLEDにかえていただきたいという福山自治会の話でありましたので、まず、それについて、副市長、よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(松原清光君)   集落内街灯の電気料の助成、または管理についてですが、自治会長の話を伺ったところ、電気代の安いLED式の防犯灯への切りかえなどの意見がありました。今後早急に自治会と調整を図り、電気料の助成を含め、要請に応えるよう実施に向けて取り組んでいきたいと思っております。 ◆山里雅彦君   農林水産部長、これぜひ早急に、早急にと言っても1年後ということではないですよ。ぜひ。  次に、集落の排水の改修、掃除ですかね、その話もしておりましたので、これも緊急性を要するということでありますので、これについて答弁をよろしくお願いします。 ◎建設部長(下地康教君)   これは、市道福山5号線の排水の件でございます。これは、排水がちょっと詰まっているということでありましたので、現地を確認しております。それで、清掃などを行って、排水対策をしっかり実施していきたいというふうに考えております。 ◆山里雅彦君   これも建設部長、早目の対策が必要だと思いますが、いつごろやりますかね。 ◎建設部長(下地康教君)   もう既に現地は確認しておりますので、早急に実施したいというふうに思っています。 ◆山里雅彦君   この行政用語は微妙なんですよね、早急にとか調整してとかいうのが。ぜひ、もう信用、信頼してですね、一日も早く整備をよろしくお願いしたいと思います。これはこれで以上です。  沖縄県離島体験交流促進事業、西辺小学校の5年生の件はですね、次回に持ち越していきたいと思います。  最後に、じゃもう一点。児童虐待問題についてでありますが、千葉県野田市の小学校4年生女子の両親による児童虐待、死亡事件を受け、国や県による虐待事例の緊急安全確認等、本市においても調査が行われていますが、児童虐待の状況についてまず聞かせていただきたいと思います。これについては、今定例会においても多くの議員が質問され、取り上げておりました。そういう意味では、この虐待問題はそこの学校とか地域だけの問題じゃなくて、やっぱりみんなで共有する必要があると思いますので、しっかり確認しながらやりたいと思いますので、ぜひしっかり答弁をよろしくお願いします。 ◎福祉部長(下地律子君)   児童虐待についてお答えいたします。  まず、児童家庭課の家庭児童相談室に寄せられた児童虐待対応実件数について、虐待種別ごとにお答えいたします。平成29年度は、身体的虐待が10件、心理的虐待が12件、ネグレクト12件の合計34件となっております。具体的な取り組みといたしまして、この寄せられた相談に対する対応といたしましては、要保護児童対策地域協議会を活用し、関係機関による情報共有や対応方針の検討を行うことで複数の関係機関による組織的な対応を図っております。また、そのほか必要に応じた市児童家庭課、家庭児童相談室による訪問や面談を行うとともに、随時関係機関との同行訪問や情報共有を行うことで迅速な対応につなげております。 ◎教育部長(下地信男君)   児童虐待での学校現場における取り組みですけども、子供たちに直接アンケート調査しておりまして、その結果今年度は小中学校で3件、それから幼稚園生で1件虐待があるという子供たちから返ってきたアンケート結果が出ております。 ◆山里雅彦君   私は、この千葉県野田市の案件は100%救えた命だと思っております。勇気を振り絞ってこの子は学校のアンケートにも答えているんですよね。そして、この近所では、この女の子が泣き叫ぶ声等も聞こえていたということであります。その中で虐待による今回の死亡事件であります。ぜひですね、学校、教育委員会、市においては、子供たちにとっては本当に学校とか教育委員会は最後のとりでになるんじゃないかというふうに、そういう認識を持って、頑張っていただきたいというふうに思っております。そういう意味では、那覇市のほうで2019年度から子育て支援室の担当職員を増員ということで県紙に載っておりましたので、紹介したいと思います。児童虐待の相談に対する子ども家庭総合支援拠点として整備するということで、今度の市議会2月定例会に関連予算を計上した。可決されれば4月から運用予定で、県内での設置は初めてとなる。相次ぐ虐待事件に対してきめ細やかに対応するため、体制強化を図るということですね。児童虐待支援拠点対応職員増ということであります。この子ども家庭総合支援拠点という事業ですね、厚生労働省が2016年の児童福祉法改正に伴い、全市町村に対して努力義務として、この努力義務の意味が少しわかりにくいんですが、努力義務として設置を求めている。しかし、昨年2月時点での設置自治体は全国約1,700自治体のうちでまだ106市町村にとどまっており、沖縄県内での設置はないということであります。その中での那覇市が予算をとっているかどうかまだわかりませんが、この児童虐待に対する子ども家庭総合支援拠点室という児童虐待の体制強化ということでの事業であります。これは、本当に、教育長、そういう意味では学校統廃合、そういう環境の整備も大事ですが、虐待を受けている子供たちは宮古島市も多いということで、一時保護とかふえているんですね、そういう意味では。そういう意味ではこのネグレクト等も含めてやっぱりこういうふうに子供たちもいずれ大人になっていきます。そういう意味では、ぜひこの子ども家庭総合支援拠点、県内で2番目と言われるようにですね、やはりその事業もマニュアル等があると思うんですね。いきなりは、どういう形で行動するのかというのは、この106の地点の設置されている市町村等々も含めて、厚生労働省のいろんな指導も含めて、やる必要があるんじゃないかと私は思っております。これまでもいろいろな、児童相談所もありながらも、この虐待に対応するということで国のほうで本当に進めている事業でありますから、これに関しては、私は本市においても早急に設置して児童虐待に対する体制強化を図っていただきたいと思います。これについて、教育長、よろしくお願いします。 ◎教育長(宮國博君)   山里雅彦議員のただいまのお話は、大変重要なところを突いていると思っております。これまで私ども教育委員会はですね、例えば担当主事を置いてその対応をしてきたとか、あるいはその支援を要する子供たちを含めて、学校の相談に乗るような形を整えてきたところなんですが、これにとどまらずにですね、全国的に見てみると、山里雅彦議員が今お話しになっているような部分というのは大変に大きな社会問題になっております。したがいまして、教育委員会としましても、担当する職員を再度組織立ててこの仕組みを検討してみたいと思います。 ◆山里雅彦君   教育長、ぜひこれはやっていただきたいというふうに思っています。その件でですね、児童虐待のニュースとかたくさんありますが、沖縄県警察のほうでもですね、2018年度中にはですね、児童虐待事案で7件、7人が摘発されております。そういった意味では、この沖縄全地域ですね、児童虐待の案件、我々の宮古島市でも数年前にそういった死亡事例もありました。ぜひですね、この件は私は教育長、市長も含めてですね、先ほどの設置、厚生労働省の事業ですか、努力義務としてではありますが、那覇市も始めようとしておりますので、連携をとってですね、体制強化を図っていただきたいと思っております。  以上で、ちょっと少ないんですが、今定例会の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(佐久本洋介君)   これで山里雅彦君の質問は終了しました。 ◆棚原芳樹君   最後となりましたが、私も一般質問をさせていただきます。当局の皆様方の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。  まず、去る3月16日、みやこ下地島空港ターミナルビルの竣工記念式典がターミナル施設内でとり行われました。各界各層から関係者多数が出席し、宮古空港に次ぐ第2の玄関の利活用に伴う観光振興に大きな期待を寄せておりました。ターミナルを整備した三菱地所の吉田淳一社長は、皆さんと手を携え、宮古島、日本を盛り上げていきたいと力強く決意を述べておりました。そこで、お伺いいたしますが、3月30日開業のみやこ下地島空港の開港に向けた当局の取り組みと今後についてをお聞かせください。 ◎企画政策部長(友利克君)   下地島空港の開港に向けての取り組み、今後の流れについてお答えをいたします。  3月30日にみやこ下地島空港ターミナルが供用開始いたします。これまで就航のなかった国際定期便の誘致、受け入れが進められておりまして、本市のさらなる観光振興と経済発展に資するものと期待をしているところでございます。ターミナルの供用開始に向けては、市としましては、空港運営事業者である下地島エアポートマネジメント、空港管理者である沖縄県などとの関係機関とともに航空路線の誘致やCIQの受け入れ機能の充実などに関し、要請活動などを行うとともに、施設の多くに使用されているCLT木材の利用などについて林野庁の補助事業導入に協力をし、積極的な連携支援をしてきたところでございます。本市の新たな空の玄関口となるみやこ下地島空港ターミナルがにぎわい、交流の拠点として本市の振興発展に寄与するものとなるよう、今後も空港運営事業者等との関係機関と連携を図ってまいりたいと考えております。  今後の航空路線の就航予定としましては、3月30日に下地島―成田間、7月7日に下地島―関西空港間、そして7月19日からは香港エクスプレス社によります香港線が就航するということになっております。 ◆棚原芳樹君   宮古島がこれからすばらしく発展していくだろう大きな礎、下地島空港になることを大変期待をしております。  次に、香港直行便の就航と今後についてでありますが、香港を拠点とする格安航空会社LCC、香港エクスプレスの就航は週何便の計画になっておられるのかお伺いするとともに、香港エクスプレス社の航空機材と座席数は何席かお伺いします。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   香港直行便の就航と今後について、週何便の計画なのかお答えします。  プレスリリースによりますと、香港エクスプレス社により7月19日から就航予定の香港下地島路線は、火曜日、金曜日、日曜日の週3日運航する計画でございます。  それから、香港エクスプレスの就航機材の座席数は何席かお答えします。香港下地島路線では、使用する予定の機材はエアバスA320型機で、座席数は180席です。 ◆棚原芳樹君   次に、台湾の計画についてでございますが、現在の計画はどうなっておられるのかお伺いいたします。また、他の国内線、国際線の参入状況の現在の状況をお聞かせください。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   下地島エアポートマネジメント株式会社によると、国内各路線及び台湾、韓国などの海外路線に対し、就航のセールス活動を行っているところでございます。 ◆棚原芳樹君   次に、下地島周辺残地の利活用計画でございますが、下地島周辺残地の利活用については、伊良部地域の人のみならず、宮古島市民、沖縄県民が大きく期待をしております。県が企業の発表をまだしていないので、いつか、いつかと大変待ちわびておりますし、また宮古島市が購入した85ヘクタールの土地の現在の状況と今後の計画についてお伺いいたします。 ◎企画政策部長(友利克君)   下地島周辺残地の利活用についてでございます。県は、下地島空港及び周辺用地の利活用について第2期の事業提案を公募しまして、観光リゾート関連、航空機整備関連、宇宙事業関連、人材育成関連など平成30年3月に5つの利活用候補事業を選定をしております。現在土地利用における法規制との整合、環境への配慮等各種条件協議に関し、県と先ほどの候補事業者の間で慎重な検討が進められております。下地島空港及び周辺用地の利活用は、市のさらなる経済発展に資するものであることから、市としても県及び候補事業者等との関係機関と連携し、早期の事業実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  なお、市が買い上げた農業ゾーンについては、現在農林水産部のほうで早期の圃場整備の着手に向けて県と調整をしているということでございます。 ◆棚原芳樹君   やはり宮古島の発展の基礎をもう一つつくるというのは、下地島の残地の利活用しかないんじゃないかなと。大変市民が期待しているわけでありますから、県のほうとも早目にこの事業者の決定をして、特にリゾートゾーンとか、いろんなリゾートができるということで伊良部の方々も大変楽しみにしております。また、85ヘクタールの市が購入した農地におかれましても早く整備して、後継者の皆様方に売って、彼らがまたそこで立派な農業を目指していくと思っておりますので、早目の整備をよろしくお願いします。  次に、周辺屋外運動場整備事業と今後についてでございますが、基地周辺整備事業で整備計画があると聞いておりますが、現在の状況と今後の計画についてお伺いします。 ◎建設部長(下地康教君)   伊良部屋外運動場整備事業は、平成の森野球場を再整備して活用する事業でございます。昭和59年に竣工した本施設は、合併前に伊良部町内の少年野球大会、宮古地区商工会青年部による野球大会などで活用されてきました。合併後も宮古島市内の少年野球大会などが開催されておりましたが、現在施設の老朽化に伴い、利用を制限している状況にあります。そのようなことから、今回宮古島市民の野球競技の振興とレクリエーション活動の推進を図る目的で伊良部屋外運動場整備事業を実施してまいります。本事業の計画では平成29年度からスタートされておりまして、平成29年度は基本計画を策定しております。平成30年度では、国際的にも通用する施設整備を目指し、屋外運動場メーンスタジアム、スポーツ研修棟の実施設計業務を現在進めております。平成31年、平成32年度においては、屋外運動場メーンスタジアム及びスポーツ研修施設などの建設工事を進める予定でございます。事業費は、2年間で約16億円を見込んでおります。なお、屋内練習場、サブグラウンド、ブルペンなどを別途整備する計画で現在関係機関と協議を進めているところでございます。 ◆棚原芳樹君   やはりこの野球場が2面もつくられることになると、またすばらしい、県内にもない設備を整えた球場ができると聞いております。もう一度またプロ野球のキャンプなどもできるんじゃないかと大変期待しておりますので、どうぞまた皆様方の野球場に対するご理解、ご協力を、お仕事のほうも早目に進めますようにお願いします。  次に、伊良部中学校、伊良部小学校、佐良浜小学校の廃校後の利活用についてでございますが、多くの伊良部の方々が廃校後の利活用についてはどのようになるのか期待もしながら、多少不安もなされております。やはり伊良部の方々や宮古島市民が納得のいく活用をしてほしいと願うわけでございます。そこでお伺いいたしますが、伊良部中学校、伊良部小学校、佐良浜小学校の現在の利活用と今後の利活用計画をお聞かせください。 ◎教育部長(下地信男君)   この3月で閉校となります伊良部小学校、伊良部中学校、佐良浜小学校の利活用について、現在具体的な計画はございません。教育委員会の方針としましては、これらの施設のほとんどが築30年以上と老朽化が進んでおりまして、そのままの状況で施設を活用していくには相当無理があるという考えのもとに、解体する方向で今日まで来ております。しかし、現在施設の利用を希望して学校を視察に来られる企業もおりますので、現状のまま引き渡しのもとに利活用などの提案があれば、またその提案計画が地域の活性化に資するような計画であれば十分検討していくことは可能でありますので、そのように対処してまいります。 ◆棚原芳樹君   老朽化した施設を取り壊した後、またまだ使える校舎などを使わせるようなときなど、これ売却の考えとか予定とかはあるんですかね。お伺いいたします。 ◎教育部長(下地信男君)   特にそういう具体的な、学校施設を売却等する話はございません。先ほど申し上げましたように、利用してみたいという思いで学校を視察しておられる企業はいらっしゃいます。そういう方々の提案を受けて、施設を譲ってくれということ、あるいはそのままの賃貸でいくのかということも含めて、まだ全然話がありませんので、その提案を受けて判断することになります。また、この企業のほかにも、ちょっと時間かかるかもしれないけれども、地元からも提案してみたいという地元の方々もいらっしゃいますので、そういう状況をしばらく見てですね、そういう提案を受けてまいりたいと思います。 ◆棚原芳樹君   結の橋学園ももうスタートするんですよ。そうすると、この佐良浜、伊良部、3つの学校、やはり早目に取り壊すのは取り壊すというふうにしていかなくちゃいけないし、この仕事も早目に決めて、まだ検討はされていないとかじゃなくて決めて、取り壊した後の土地を売却するのか、またこの土地をどういうふうに有効活用していくのか早目に決めて取り組んでいったほうがいいのではないかなと私は思っております。  次に、高等教育機関の設置状況と今後の計画についてでございますが、宮古島市での高等教育機関の開校には多くの親や市民が期待をしております。宮古島は、離島であるがゆえに、高校卒業後は宮古島を離れなければならないのが現状でございます。高等教育機関があれば、親の教育費の負担が大幅に軽減できると思うわけでございますが、高等教育機関の現在の状況と今後の計画についてお聞かせください。 ◎企画政策部長(友利克君)   高等教育機関の設置等の状況についてでございます。高等教育機関を誘致、設置するに当たりましてですね、アンケート調査、ニーズ調査というものを実施をしております。その結果、高校生の希望ですと、15.4%の方が宮古島に大学があれば通いたいと、短大は3%、専門学校は16.0%、合計をしますと34.4%になりますけども、これについては重複回答可能ですので、少なくとも十五、六%の高校生が島に高等教育機関があれば入学をしていいというような希望があります。あわせて保護者の方からも調査を行いまして、保護者はさらに高い割合でもって専門学校等の高等教育機関の設置を強く望んでいるという結果が出ております。そういった状況から、宮古島市においても高等教育機関の運営というものは十分可能ではないかということで、さらに調査、検討を進めているところでございます。  ちなみに、平成30年度は高等教育機関の設置具体化を進めるため、設置基準や基盤となる施設要件を含めたロードマップの整理、それから学生の確保や経営収支など設置後の持続可能性、設置する高等教育機関と地域との協働体制の構築などについて検討を実施したところでございます。平成31年度は、高等教育機関の設置を検証する実証事業に取り組む予定をしているところでございます。 ◆棚原芳樹君   早目の設置、早目の高等教育の開校がね、一日も早く待ち望まれておりますので、ぜひ早目にお願いしたいと思います。  次に、3月23日から通行どめになっている下地島空港の滑走路周辺の通行どめについてでございますが、約40年間通行してきた空港管理通路の突然の通行どめは、伊良部の方だけでなく、多くの観光関係者や観光客の皆さん、市民の皆様方に大きなショックを与えております。そこで、お伺いいたしますが、大型バスや大型のダンプなどについては通行どめも考えられますが、一般車両やレンタカー、自転車、オートバイなどの通行はできるようにしてはと思うわけでございますが、県や下地島空港に対して市といたしまして今後どのような対策と要望をとっていくのかお伺いいたします。 ◎観光商工部長(楚南幸哉君)   下地島空港北側のワンセブンエンドと呼ばれるエリアについて、今月30日のみやこ下地島空港ターミナル開設及びジェットスター・ジャパンによる成田下地島路線就航に伴い、空港管理保安体制に万全を期する必要があることから全面車両通行どめを決定しております。市としましては、県に対し、同エリアが観光客から人気の高い場所となっていることから、一方通行による車両制限や旅客機の離着する時間帯だけ通行どめにする方法はとれないか検討を県にお願いしてまいりましたところです。しかしながら、交通事故、フェンスの破損等がありまして車両を通行させた場合に保安上重大な問題が発生する可能性があり、全面車両通行どめする必要があるとのことでありました。 ◆棚原芳樹君   次の2020年度からの前浜海岸、吉野海岸、砂山海岸、中の島海岸の4つの海岸の管理業者を公募は割愛いたします。  次に、伊良部大橋橋詰広場施設整備事業の進捗状況と今後の計画についてでございますが、通称道の駅などと呼ばれておりますが、この事業については伊良部の方々はもとより多くの観光関連の方々も大きな期待を持っておりますし、宮古島市民の皆様方も楽しみにしております。そこで、お伺いしますが、現在の進捗状況と今後の計画についてお聞かせください。 ◎伊良部支所長(上地成人君)   伊良部大橋橋詰広場地域振興施設整備事業の進捗状況と今後の計画につきましてお答えをいたします。  伊良部大橋橋詰広場の整備につきましては、現在沖縄県が造成工事を進めております。本市が予定しております地域振興施設、その建設箇所の整備につきましては本年度内に完了の予定でございます。  施設整備実施につきましては、平成30年度に実施いたします。  それから、事業費の特定財源につきましては一括交付金を活用してまいります。  それから、施設建設後の管理運営につきましてでございますが、指定管理者制度の活用を検討しております。それで、指定管理候補者選定につきましては公募による方法で決定したいと考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、みなとまち宮古再生プロジェクト検討委員会の進捗状況と今後の計画についてもお聞かせください。 ◎建設部長(下地康教君)   宮古島市への入域観光客数は、平成25年度に約40万人だったのが平成30年度末には約110万人を超える数となって急激な伸びを示しております。みなとまち宮古再生プロジェクト検討委員会は、昨年、平成30年6月に宮古島への入域観光客の受け入れ態勢強化及び受け入れ環境整備に万全の体制で取り組んでいくことを目的に設立がされております。平成30年度においては、3回の委員会、幹事会を開催し、喫緊の課題である交通機能整備について検討を行ってまいりました。当委員会での検討課題は多岐にわたっておりまして、各課題に対して作業部会を設置し、取り組んでおります。今後の計画としましては、企業の誘致支援、交通結節機能の充実化、トゥリバーを中心とした海洋レジャーの検討、それと中心市街地の活性化として空き家、空き地の活用方法の検討、それに市街地のインフラ整備の充実等について取り組んでいく予定となっております。 ◆棚原芳樹君   次に、クルーズ船バースの進捗状況ですが、これは割愛したいと思います。  クルーズ船国際ターミナルビルの建設について、現在の状況をお伺いします。 ◎建設部長(下地康教君)   現在国の協力を得て、市とクルーズ船運航会社であるカーニバル社との間で協議を続けております。協議内容は、2020年に供用開始予定の14万トン級岸壁の優先的な利用を条件に、船会社が旅客ターミナル整備をすることになっておりますが、受け入れ促進施設である旅客ターミナルの建設場所の位置決定において、現在合意が整わず協定書の締結に至っていない状況でございます。しかし、平成32年4月のクルーズ船用岸壁の供用開始には、カーニバル社が整備を予定している受け入れ促進施設であるターミナル施設がですね、整備が非常に厳しい状況になっております。平成32年4月の新岸壁供用開始にはCIQ施設の整備は必要不可欠であるので、市が前提施設としてCIQ施設を整備するというふうに現在計画をしております。 ◆棚原芳樹君   次の台湾、長榮大学宮古島分校の進捗状況と今後の計画については割愛いたします。  次に、農地転用手続や保安林の指定解除などの規制緩和についてでございますが、詳しい中身と現在の状況と今後についてをお伺いいたします。 ◎企画政策部長(友利克君)   農地転用手続等の取り組みの状況についてでございます。農地の転用については、遊休化している農地や宅地化が進む地域内における転用の緩和、それから保安林については地目が保安林となっているが、実態はその機能は消失をし、低下している場所、開発の全体計画の中で解除を必要とする場所について、代替林の植樹などによって解除要件が緩和できないかといったところを関係機関と調整をしているところです。庁内においても各課でもって意見交換をしているところですけども、それぞれの課においては、やはり農地を守る、あるいは森林、保安林を守るという立場から規制緩和というのは非常に慎重にすべきだというような意見が強く上がっているという状況でございます。そのため、庁内における意思統一を図るため、随時の意見交換というものを行っているところでございます。 ◆棚原芳樹君   次に、新総合博物館の建設についてでございますが、やはり建設場所はどこになるのか、またいつごろ決定するのかとみんな思ったりしております。これは、建設場所の決定はいつごろ決定するのかお伺いします。 ◎生涯学習部長(下地明君)   新総合博物館の建設場所については、現在のところ特定はされておりませんが、場所の決定については今後振興開発プロジェクト局にて建設用地選定委員会を立ち上げ、その中で児童生徒を初め、市民が利用しやすい場所の検討を行っていくことになります。建設用地の決定時期については、建設用地選定委員会の進捗状況によるものと考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、宮古島市景観条例の見直しについてでございますが、多くの市民の皆様方がやはりある程度見直す時期が来ているのではとおっしゃっております。そこでお伺いいたしますが、全体的な見直しについて当局の見解をお伺いします。また、建築物の位置の見直しについてもお伺いします。また、建築物の高さ制限についても見直しできないのかお伺いをいたします。 ○議長(佐久本洋介君)   棚原芳樹君、一問一答ですので、1つずつお願いします。 ◎建設部長(下地康教君)   まず、宮古島市景観条例の全体的な見直しについてでございます。お答えいたします。次年度から都市計画マスタープランの改定、用途地域の見直しとともに景観計画の見直し業務を予定をしております。その中において、現況調査及び市民アンケートなどを実施して市民の意見を広く反映して、現状及び将来像を見据えて検討をしていきたいというふうに考えております。  それと、景観条例に関する建物の位置についてのご質問がございました。お答えいたします。本市景観計画において、良好な景観形成の方針としてそれぞれの地区を設定しております。平良地区の用途地域を市街地景観ゾーン、海岸線から100メートル以内の範囲を海岸地域景観ゾーン、県道や都市計画道路などの主要幹線道路、平良港、宮古空港、下地島空港を拠点景観、それと幹線軸景観ゾーンとして位置づけておりまして、その他の内陸のエリアを農地集落景観ゾーンとして位置づけをしております。それの内容もしっかりと市民のアンケートなどのご意見を聴取して検討していきたいというふうに考えています。  それにもう一つですね、建物の高さについてのご質問がございました。お答えいたします。高さ制限につきましては、景観計画における農地集落景観ゾーンでは12メートル以下、海岸地域景観ゾーンでは7メートル以下という基準を設けております。2種類のゾーンで規定する高さを超えるものについては、景観基準で別途設けるただし書きの内容に適合すると判断された場合は、建築に係る適正な通知を行っております。ただし書きの適合の可否については、景観アドバイザーの指導、助言などを受けた後に、宮古島市景観審議会の審議を経て最終的な景観基準の適合の可否を判断しております。そういうシステムで景観に関する審議を行っておりますけれども、やはりいろいろな開発が急激に進んでおりますので、それのいろいろなご意見なども踏まえながら、次年度から景観条例の見直しを行っていきたいというふうに考えています。 ◆棚原芳樹君   早目の見直しをよろしくお願いしたいと思います。  次に、宮古島市総合庁舎建設に伴う周辺道路整備計画についてでございますが、新庁舎が建設されると周辺が大きくさま変わりすることが予想されます。今から早目に道路整備計画が必要だと思いますが、現在の状況と計画をお聞かせください。 ◎建設部長(下地康教君)   総合庁舎の建設に伴って周辺道路の整備計画が必要となってくるのは、我々のほうも認識しているところでございます。その質問の内容はですね、市道A―56号線の整備だとは思いますけれども、本路線は松が原ゴルフクラブ東側からトラック協会へ向かう路線でありまして、平成31年度に概略設計を実施し、住民説明会を……                 (「済みません。休憩、議長お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時45分)  再開します。                                     (再開=午後2時46分) ◎建設部長(下地康教君)   新しくできる総合庁舎の周辺の整備計画についてでございますけれども、これは次年度から都市計画の区域の変更を検討する予定でございますので、その中で十分検討を行っていきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、総合庁舎建設に伴う周辺国有財産の宮古島市の取得や国有地での道路整備や区画整理計画などはできないのかお伺いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   新しくできる総合庁舎周辺の整備計画ですけれども、道路整備や区画整理につきましては現在計画はございませんが、当該地区に新たに新庁舎が建設されることから、今後周辺道路の交通量の増加に応じた交通網の見直しや、次年度から予定する都市計画マスタープランの改定業務と同時に検討していくというふうに考えております。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後2時48分)  再開します。                                     (再開=午後2時48分) ◎建設部長(下地康教君)   国有財産という観点からではなくて、新庁舎が移りますので、その辺の周辺地域には、国有財産がかなり存在しております。そういうことから、やはりあのあたりがこれから市街地の中心になる可能性が非常に高いですので、都市計画の改定も含めて、検討しながら国有地の利用もですね、含めて都市計画で検討していきたいというふうに考えています。 ◆棚原芳樹君   やはり周辺に国有地が点在しておりますから、できるだけ市役所が買って、道路整備なり区画整理なりしてまちづくりに使ってもらえればいいのかなと思っております。  次に、都市計画法の用途地域内の建築物の用途に関する制限についてでございますが、旧平良市ではこの都市計画法の用途地域内の制限を決めたのはいつごろなのかお伺いをいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   本市では、都市計画は、昭和41年6月に平良都市計画区域として都市計画区域が定められております。それ以来、必要に応じて一部見直しなどを図り、現在まで計7回の変更がなされております。 ◆棚原芳樹君   この用途地域のいろんな制限の見直しは、特に伊良部大橋からバイパスを通ったカママ嶺周辺などはもう劇的に変化しているわけでございます。それで、あの辺の、私も余り詳しくありませんが、第1種低層住居専用地域とか、また第1種中高層住居専用地域、第1種住居専用地域、第2種住居専用地域、準住居専用地域、近隣商業地域、商業地域とか、その他いろいろありますけど、やはり市街地は本当に今爆発的な発展を遂げているんですよ。それで、このカママ嶺周辺も、五十二、三年前に多分決めたこの制限、いろんな区域があってですね、これではもう今の現代にそぐわないというふうなことをみんながおっしゃっているんですよ。ですから、やはりこのいろんな制限の見直しも細かく、バイパスから何メートルまでは何地域、その何メートルからここは何地域とか、いろいろあるそうですね。でも、これを全体的に、やはりこれでいいのかという見直しをやっていく時期に来ているんじゃないかなと思っておりますので、早目の見直しをぜひ検討していただきたいと思っております。この制限の見直しは今後どうなっていくのかをお伺いします。
    ◎建設部長(下地康教君)   現在宮古島市はかなりいろいろな形で急激に開発が進んでいる状況でございます。いろいろな方面から都市計画に関するご要望とかご質問を承っております。そこで、本市としましては、次年度から着手する都市計画マスタープランの改定作業で新庁舎移転の周辺のまちづくりも含め、その中で位置づけて、都市計画用途地域の見直しを行って土地利用の推進を図っていきたいというふうに考えていますので、来年度、再来年度、2カ年でその計画の見直しを図っていきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   ぜひですね、早目の見直しをよろしくお願いしたいと思っております。逆に見直しをするのが少し遅いんじゃないかと私は思ったりしております。  次に、道路行政についてお伺いいたします。まず、伊良部大橋入り口から長山港への道路整備計画についてでございますが、現在の状況と今後の計画についてお伺いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   伊良部大橋入り口から長山港までの区間は、市道伊良部103号線と申します。本路線につきましては、沖縄県において道路整備後、県道へ移管が予定をされております。県の整備計画につきましては、宮古土木事務所に問い合わせたところ、伊良部大橋から長山港の区間の整備時期は平成31年度から延長2キロ、幅員12メートル片側歩道で整備を実施するということでございました。平成31年度は、長山港入り口付近の工事に着手するとのことでした。 ◆棚原芳樹君   盛加越1号線の進捗状況と今後の計画については割愛したいと思います。  次に、伊良部長浜地区から佐和田地区への道路整備についてでございますが、南区では伊良部、仲地、国仲、長浜までは2車線の県道が整備され、歩道も整備された道路が県道、市道とありますが、この佐和田地区におかれましては部落内の道路では県道は通っておりませんし、市道も歩道が設置されない状況でございます。近年伊良部大橋の開通に伴い、大幅な観光客の増加により佐和田地区の道路の危険性が大幅に増加しております。そこでお伺いいたします。佐和田地区の皆様方の交通安全、安心のためにもぜひ歩道を設置した道路の拡幅工事はできないものかお伺いいたします。この佐和田地区への道路整備については、県道でも市道でも構いませんので、よろしくお願いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   ご説明をする前にちょっと確認をしたいんですけども、これは南スーパーから佐和田の浜に抜ける道路ということでよろしゅうございますでしょうか。                 (「それと、この長浜の東地区構造改善センターから佐                   和田のほうに抜ける2つあるんです」の声あり) ◎建設部長(下地康教君)   わかりました。まず、南スーパーから佐和田の浜へ抜ける道路は市道伊良部54号線となっております。本路線の幅員は約3メートルと狭小で、歩道もなく、交通に支障が生じている状況であるということは認識をしております。また、伊良部大橋の開通に伴って、島内の交通量が増加していると考えられますので、重要な課題として捉えておりまして、現在計画実施中の道路事業の進捗状況を見据えて、検討していきたいというふうに思います。それにまたもう一つの路線も今後しっかりと検討していきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、久松中学校北側の道路から株式会社宮古総合開発に抜ける道路計画についてでございますが、北側のファミリーマート久松店から久松部落入り口まで約1キロ前後でございますが、この県道から西へ抜ける道路が一本もないのが現状でございます。また、近年株式会社宮古総合開発北側周辺の住宅やアパート建設が大幅に増加しております。そこで、お伺いいたします。小中学校の通学路として片側歩道設置の道路整備はできないものか、お伺いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   それもちょっと確認でございますけれども、久松中学校の北側の県道から株式会社宮古総合開発南側に抜ける道路ということでよろしゅうございますでしょうか。                 (「はい」の声あり) ◎建設部長(下地康教君)   これは、市道久貝19―2号線でございます。道路整備計画につきましては、9月定例会にも答弁をしておりますけれども、現時点での当該路線の整備計画はありませんが、平成31年度の都市計画の変更作業を見ながら、今後検討していきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、下地線から市内への道路整備計画についてでございますが、2年後総合庁舎が完成する予定でございます。そこで、下地線から総合庁舎への道路整備が急務となっております。そこでお伺いいたします。宮古島メモリアルパーク入り口と松が原ゴルフクラブ東側の道路は総合庁舎へ向かう何よりの道路で、道路整備が必要だと思われますが、計画はどのようになっているのかお伺いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   下地線から松が原ゴルフクラブ東側道路の件であるというふうに理解しますけれども、ご質問の道路は市道A―56号線というふうになってございます。本路線は、松が原ゴルフクラブ東側からトラック協会へ向かう道路でございまして、整備計画につきましては平成31年度に概略設計を実施し、住民説明会を行い、同意が得られた後ですね、県と調整を進めながら平成32年度に新規要望として上げていきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   次に、下地島空港周辺整備計画でございますが、やはり空港の開港に伴い、大幅に交通量がふえると思われます。そこでお伺いいたしますが、県道の整備計画はどうなっているのかお伺いいたします。 ◎建設部長(下地康教君)   下地島空港周辺には、下地島空港から乗瀬橋区間の市道伊良部148号線が通っております。本路線につきましては、沖縄県において道路整備後、県道へ移管が予定をされております。宮古土木事務所に確認をしたところ、現在宮古製糖株式会社伊良部工場から伊良部大橋区間の整備を実施しており、伊良部大橋から国仲橋区間については現在整備区間完了後、順次着手をしていくということでございました。 ◆棚原芳樹君   次に、下地島空港から佐和田の浜の南側へ抜ける道路整備計画についてでございますが、下地島空港からすぐ左側、北側に向けた道路があるんですけど、やはり下地島空港が開港すると観光客や多くの市民の皆様方の利用がふえることと想像がされます。そこで、この道路の整備計画はないのか、今後どうなるのかお伺いいたします。                 (「休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後3時04分)  再開します。                                     (再開=午後3時05分) ◎建設部長(下地康教君)   下地島空港入り口から長浜、佐和田集落方面へ抜ける市道伊良部111号線及び市道149号線のことであるというふうに理解しておりますけれども、本両路線につきましては旧伊良部町で整備実施済みの路線でございます。しかしながら、両路線の取りつけ部の路面の一部に破損が見られることから、スムーズな通行ができるよう、今後補修などを行い、維持管理に努めていきたいというふうに考えております。 ◆棚原芳樹君   農業行政についてお伺いいたします。  伊良部島での地下ダム農業用水利活用計画と今後の計画でありますが、どうなっておられるのかお伺いします。 ◎農林水産部長(松原清光君)   現在国営事業において牧山ファームポンドの敷地内に給水スタンド、Ⅲ型給水所の整備を完了しており、4月から農家の利用が行えるように手続を進めております。農家の利用方法といたしまして、伊良部庁舎内にメダル販売機を設置しまして、専用メダル、1枚20円を購入していただき、牧山ファームポンド給水スタンドでメダル1枚で500リットルの用水を利用していただくことになります。畑地かんがい施設整備事業においては、平成31年度、県営魚口地区で59ヘクタールが事業採択され、取り組んでいきますが、魚口以外の地区については、宮古伊良部地区国営かんがい排水事業の進捗状況に関係してきます。現段階では圃場整備が完了している地区で、中本島地区、南方原地区、東方原地区、西本島地区を囲んだ伊良部南地区といたしまして42ヘクタールを平成34年度で計画しております。そのほか圃場整備が完了した多数の地区がありますので、国営かんがい排水事業の幹線、支線用水路の進捗状況に合わせながら、一年でも早い事業採択を目指して国及び県と調整を図りながら取り組んでまいります。 ◆棚原芳樹君   次に、宮古島市での土地改良整備事業の現在の進捗状況と今後の計画についてもお聞かせください。 ◎農林水産部長(松原清光君)   宮古島市の土地改良事業の現在の進捗状況については、平成29年度末実績見込みで圃場整備は59.1%、かんがい施設整備事業で68.4%となっております。今後の計画については、現在実施中の県営20地区、団体営7地区の整備を事業完了に向け、取り組むとともに、平成31年度県営新規地区では伊良部の魚口地区、城辺の前原地区、団体営では城辺の後前竹地区を実施してまいります。また、平成32年度新規採択希望地区といたしまして、県営事業で城辺の上区東、佐事川地区、団体営事業で下地竹原地区、平良ウプドウ地区、城辺大牧南、砂川第2地区などを計画してまいります。 ◆棚原芳樹君   次に、サトウキビのトラッシュ率についてお伺いいたします。  現在の状況と過去3年の宮古島市3製糖工場の平均トラッシュ率についてお伺いいたします。 ◎農林水産部長(松原清光君)   現在のハーベスター収穫によるトラッシュ率の状況についてですが、3月11日現在で沖縄製糖工場は14.14%、宮古製糖城辺工場が16.70%、宮古製糖伊良部工場が17.37%となっています。過去3年間のハーベスター収穫によるトラッシュ率については、平成27年度産で沖縄製糖工場が12.95%、宮古製糖城辺工場が14.75%、宮古製糖伊良部工場が16.80%となっております。また、平成28年度産では沖縄製糖工場は13.3%、宮古製糖城辺工場は13.1%、宮古製糖伊良部工場が14.1%となっております。平成29年度産では沖縄製糖工場が14.05%、宮古製糖城辺工場が15.75%、宮古製糖伊良部工場が17.20%となっております。 ◆棚原芳樹君   3カ年間の平均でも宮古製糖伊良部工場のトラッシュ率が非常に高いような現状でございます。伊良部工場のトラッシュ率がなぜこういうふうに高いのかお伺いいたします。 ◎農林水産部長(松原清光君)   まず、トラッシュ率が高くなる要因といたしまして、これまでの手刈り作業からハーベスターによる作業がふえたことやメイチュウ類の被害による赤腐病被害、肥培管理不足や天候の条件によりトラッシュ率の上昇につながることになります。トラッシュ率を下げる対策といたしまして、まず農家の適切な肥培管理による病害虫防除や品種ごとの植えつけ時期、収穫機械に適合した畝幅を140センチ以上確保することなどを農家に啓蒙活動しております。さらに、ハーベスターのオペレーターについても収穫作業の講習会などを開催し、トラッシュ率低減に向け、取り組みをしております。  また、病害虫対策については、市が実施している農薬補助事業等も活用しながら適期の防除に努め、所得向上に取り組んでほしいと思っております。 ◆棚原芳樹君   ぜひ宮古製糖伊良部工場のトラッシュ率が下がるようなご指導、ご協力のほどよろしくお願いいたします。  次に、福祉行政についてお伺いいたします。市民の医療費削減のために市としてどのような対策をとっておられるのかお伺いいたします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   宮古島市の医療費の特徴といたしまして、外来での治療の費用が低く、それから入院費用が高くなるという傾向がございます。多くの疾患で重症化してから治療が始まるという傾向があるというふうに思われております。ちなみに、宮古島市の国民健康保険の医療費で1件当たりの医療費が最も高い疾患は腎不全で、一月当たり約87万3,000円程度かかります。これ1年間にいたしますと、1人で約1,000万円ということになります。腎不全は、糖尿病等が原因で重症化し、透析になる場合も多く、治療もさらに長くなります。そのため、糖尿病の患者が重症化しないよう、早期発見、早期治療を目的とした糖尿病性腎症重症化予防事業を医療機関と連携しながら取り組んでおります。今後もこのような重症化がふえないよう、特定健診、それから特定保健指導を効果的に行い、早期発見、早期治療を促し、入院費用の抑制に努めているところでございます。 ◆棚原芳樹君   次の市民の健康寿命を延ばす対策については割愛いたします。  それでは次に、宮古島市民の脳梗塞、心筋梗塞の予防対策としてどのようなことをなされているのかお伺いいたします。 ◎生活環境部長(垣花和彦君)   宮古島市の脳血管の疾患、心疾患はがんと並んで主要死因の大きな一角を占めております。これらの疾患は、血管の損傷によって起こる疾患で、高血圧、脂質異常、糖尿病の予防が大切となってまいります。また、喫煙や飲酒の量、回数の抑制も大切です。そのためには、やはり特定健診やがん検診を受診し、市民が自分の健康状態を把握し、栄養、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣の改善や予防に取り組むことが必要でございます。そのため、保健師や看護師、栄養士、運動指導士等で継続的な支援を行うとともに、積極的な受診の呼びかけ、医療機関への適切な受診を進めております。また、健康増進計画で策定しました計画に沿って、事業者等とも連携を深めながら市民一人一人が健康を高めていくよう啓蒙活動を取り組んでおります。 ◆棚原芳樹君   この脳梗塞、心筋梗塞ですね、ここに日本経済新聞、2019年1月28日の新聞がございます。この脳梗塞、心筋梗塞の死亡者が冬場1日319人、できることから始めよう、血栓予防月間ということで1面にこれ載っているんですよ。何でこんな書かれているのか、この広告、日本ナットウキナーゼ協会が広告出しております。その中で、やはり年間90万人が死亡していると。それでですね、ナットウキナーゼというのがありますから、ぜひこのナットウキナーゼさえとれば血栓予防ができて、脳梗塞、心筋梗塞が減るということでありますので、どうぞ皆さん、ナットウキナーゼをとるようにお願いします。  これで私の一般質問を終わります。 ○議長(佐久本洋介君)   これで棚原芳樹君の質問は終了しました。  これをもちまして一般質問を終わります。  本市を今月3月31日付で37名の方が退職されます。本議場には、そのうち2名の部局長が出席しています。ここで、それぞれにご挨拶をお願いしたいと思います。  まず、砂川一弘振興開発プロジェクト局長からお願いします。 ◎振興開発プロジェクト局長(砂川一弘君)   定年退職に当たり、挨拶をさせていただきたいと思います。答弁とは違い、ちょっと緊張しておりますけども、こうして議場で退職の挨拶をさせていただくこと、佐久本洋介議長を初め、議員の皆様に心より感謝を申し上げます。そして、本議会においても議員の皆さんからたくさんの激励の言葉、そしてねぎらいの言葉をいただきました。本当にありがとうございました。  私は、昭和56年10月に旧上野村の職員として採用され、3月末まで37年と6カ月勤めさせていただきました。この間本当に多くの方々にお世話になりました。旧上野村の皆さんを初め、そして合併後も多くの方々にお世話になり、そしていろんな場面で激励を受け、ご指導を受け、それから職場においても上司、それから先輩、同僚に恵まれて、こうして元気に定年を迎えることができたのではないかなと思っております。こうしていただいた激励の言葉は、私にとっては本当に大きな財産でございます。これからの人生においてもそのいただいた言葉を励みにして、これからまた一生懸命頑張っていきたいなと思っております。もう少しで平成という時代も終わろうとしておりますけども、新しい年号のもとでもこの宮古島市がますます発展するように、今度はまた私も一市民として宮古島市の発展を応援をしていきたいと思っております。  結びに、議員の皆さんのますますのご活躍、そのためにはまずは健康でなければならないかなと思いますので、健康でこれからますますご活躍することとご多幸を祈念申し上げ、本当に拙い挨拶でありますけども、退職に当たり挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(佐久本洋介君)   次に、仲宗根均会計管理者、お願いします。 ◎会計管理者(仲宗根均君)   退職に当たり、このような機会を設けていただき、光栄に思い、感謝申し上げます。昭和61年に平良市海邦国体事務局に臨時職員として公務にかかわって以来、いろいろな業務で歴代の市長、副市長、教育長、上司、後輩に支えられて楽しく仕事ができたことに感謝いたします。ありがとうございました。また、市民の皆様にもご協力いただいたこと、たくさんございます。感謝申し上げます。  私の公務員生活は、フルマラソンに例えれば42.195キロを5時間で走ることに精いっぱいで、支えていただいている皆様の思いは感じながらも、毎日ただゴールを目指して走り続けてきたように思います。おかげさまで充実した公務員生活になりました。ありがとうございました。来る3月31日で定年退職いたしますが、宮古島は今観光を中心に農業などさまざまな産業に変革の波が押し寄せており、経済活動が活発だと本土からいらっしゃる方々の評価が一致しております。その意味では、下地敏彦市長を初め、市職員の皆様のなお一層の頑張りと議会の皆様の前向きで活発な議論、そして市民の皆様の一致協力した取り組みでさらに豊かな宮古島市を建設するチャンスだと言えます。私のフルマラソンを支えていただいた多くの皆様を今後は微力ながら私も応援してまいります。  宮古島市議会議員の皆様のますますのご活躍とご健康、そしてご多幸を祈念申し上げ、退職の挨拶といたします。大変お世話になりました。どうもありがとうございました。 ○議長(佐久本洋介君)   退職される部局長並びに職員の皆さん、長い間ありがとうございました。そして、お疲れさまでございました。今後とも市勢発展のためご協力をお願いします。  しばらく休憩し、3時40分から再開します。  なお、再開後につきましては、市長、教育長、企画政策部長、総務部長の4名のご出席をお願いします。  休憩します。                                     (休憩=午後3時24分)  再開します。                                     (再開=午後3時40分)  本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長します。  次に、日程第2、議案第23号から日程第45、陳情書第8号までの計44件を一括議題とし、各所管委員長から審査結果報告を求めます。 ◎総務財政委員会委員長(山里雅彦君)   委員会審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。総務財政委員会委員長、山里雅彦。  本委員会は、付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。  議案第20号、平成31年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算、原案可決。  議案第23号、宮古島市行政財産使用料徴収条例の一部改正について、原案可決。  議案第24号、宮古島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、原案可決。  議案第30号、宮古島市火災予防条例の一部改正について、原案可決。  議案第31号、宮古島市海岸管理条例の制定について、原案可決。  議案第32号、宮古島市下里公設市場再開発委員会設置条例の廃止について、原案可決。  議案第33号、宮古島市公設市場条例の一部改正について、原案可決。  議案第34号、宮古島市観光施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について、原案可決。  議案第35号、宮古島市ふれあいの前浜海浜広場施設条例の一部改正について、原案可決。  議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定について、原案可決。  議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約について、原案可決。  議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約について、原案可決。  議案第44号、沖縄県消防通信指令施設運営協議会規約の変更について、原案可決。  議案第45号、財産の無償譲渡について、原案可決。  議案第23号。議案第23号については、本委員会委員から、「当局の説明によると、今回の改正は『未来創造センター、総合庁舎の使用料は近傍類似の施設と比べ、かなりの高額となることが予想されるので、この2つの施設を想定して上記の条文を追加する』とのことであるが、改正案の『行政財産の有効活用を目的として公募その他の方法により使用を許可する場合』とした場合、すべての施設使用料が対象となり修正する必要がある」との理由で修正案が提出された。修正案について諮ったところ「提案されている改正案の文案で足り得る」との反対意見があった。採決の結果、賛成少数で修正案は否決された。修正案が否決されたことに伴い、原案について諮ったところ、「当局が説明した施設に限定されない文言なので修正すべきと考える。よって反対する」との反対意見があった。採決の結果、賛成多数で原案可決された。  議案第36号。議案第36号については、「独自の修繕という方針がわからない。通常での修繕がこの施設を有効活用する手法だと考える。基金が設立されなくても市としてマイナスはないとのことなので、わざわざ限定された基金をつくるべきではない」との反対意見と、「今の状況で修繕が出た場合は市の負担、事業者が黒字でも赤字でも修繕に用いられるような基金にするのは大事なことなので賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成多数で原案可決された。  議案第42号、議案第43号。議案第42号及び議案第43号については、「大型公共事業の影響で資材や人件費の高騰を招いているのではないか。この辺を見極めながらもう少し議論することも考えられる」、「この事業を行うことで地域経済が上向きになるのか下向きになるのか、再度市長と話をして安定した事業執行なのかという判断をしたいので現時点では賛成しかねる」との反対意見と、「今後の経済状況の推移は見出せない。市民サービス向上に向けて早めに建設するのが望ましい」、「資材の価格が下がり安定する保証はない。経済的な影響が考えられるが各庁舎を一体化し市民サービスの向上を図るという考えで総合庁舎は建設される。市民の利便性を考えると一刻も早く進めるべき」との賛成意見があった。採決の結果、賛成多数で原案可決された。  議案第45号。議案第45号については、「譲渡を予定している事業者さん以外にも、施設利用について数件の申し出があったと聞いている。公共施設であるので公平に公募をしたうえで譲渡が最適な形だと思うので反対」、「資産価値が2億4,700万円余りもある施設を無償譲渡することについて市民の理解を得られるのか。無償譲渡に至った経緯も見えないし解明したいこともある。よって賛成しかねる」との反対意見と、「この施設の年間賃貸料200万円や維持管理は市の負担。市も国から無償譲渡されているので無償譲渡でいいと思うので賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成多数で原案可決された。  陳情書審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。総務財政委員会委員長、山里雅彦。  本委員会は、付託された陳情書を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。  陳情書第1号、消費税率10%への引き上げ中止を求める陳情書、不採択とすべきもの。  陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)、不採択とすべきもの。  陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情、不採択とすべきもの。  陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について、不採択とすべきもの。  不採択の理由。陳情書第1号については、「消費税率は、2015年10月10%に引き上げる法律が制定。しかし2014年11月に10%引き上げを2017年4月に先送りし、2016年6月に2019年10月に延期。国でもかなり議論され国民にも周知されているのでこの陳情書には反対」との反対意見と、「日銀の調査や沖縄県の試算を見ると、国民生活の現状は厳しい。消費税の増税は国内県内で重大な影響を及ぼす。憲法にうたわれている応能負担の原則という考えから賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した。  陳情書第2号については、「添付資料『日米地位協定の考え方(補足版)第二条1項』は、政府に存在するのかわからない資料。『米軍基地負担に関する提言』も共通認識のない資料で、本議会にそぐわない資料なので反対」、「意見書案が全国知事会提出の『米軍基地負担に関する提言』からは少しずれているのでこの陳情を採択するのではなく、宮古島市議会が決議をするならば、知事会同様、勉強会等をくんでその上で提言すべき」との反対意見と、「『日米地位協定を抜本的に見直し』、『事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立入の保障』、『航空機騒音規制措置について、周辺住民の実質的な負担軽減』との提言や、意見書案の『日米地位協定の見直しをすること』、『国は地方自治の権限を保証すること』を求めるのは当然と考えるので賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した。  陳情書第6号については、「外国に行けば消費税20%の国もあるとのこと。消費税10%にあげるのは賛成なのでこの陳情には反対」との反対意見と、「消費税10%の増税中止と消費税5%への減税を求める意見書を、政府等に提出することには賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した。  陳情書第8号については、「防衛省は、事前に調査や検査を行い建築基準法にのっとって事業を進めている。改めて議員をまじえての勉強会、視察等を求める陳情には反対」との反対意見と、「防衛省からの資料を専門家に見てもらい、さまざまな指摘を受け再調査が必要とのコメントで締めくくられている。市民が不安に思っていることを、議会として確認し市民に説明をして安心してもらう、はっきりしない部分は防衛省に指摘し説明を求めてはっきりさせることが議会の役割だと思うので賛成」との賛成意見があった。採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決した。 ◎文教社会委員会副委員長(平百合香君)   委員会審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。文教社会委員会副委員長、平百合香。  本委員会は、付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。  議案第14号、平成31年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算、原案可決。  議案第18号、平成31年度宮古島市介護保険特別会計予算、原案可決。  議案第19号、平成31年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算、原案可決。  議案第25号、宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正について、原案可決。  議案第26号、宮古島市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定について、原案可決。  議案第27号、宮古島市手数料徴収条例の一部改正について、原案可決。  議案第28号、宮古島市老人福祉センター条例の一部改正について、原案可決。  議案第29号、宮古島市介護保険財政調整基金条例の一部改正について、原案可決。  議案第38号、宮古島市未来創造センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、原案可決。  議案第39号、宮古島市総合博物館建設委員会条例の廃止について、原案可決。  議案第41号、宮古島市学校設置条例の一部改正について、原案可決。  議案第48号、議決内容の一部変更について、原案可決。  議案第49号、議決内容の一部変更について、原案可決。  議案第41号。議案第41号については、「学校統廃合そのものに反対してきた。学校の名称の決め方にも疑問があるので反対する」との反対意見があった。採決の結果、賛成多数で可決された。  陳情書審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。文教社会委員会副委員長、平百合香。  本委員会は、付託された陳情書を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。  陳情書第3号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情書、採択すべきもの。  陳情書第4号、看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情、採択すべきもの。  陳情書第5号、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情、採択すべきもの。  採択の理由。陳情書第3号、陳情書第4号及び陳情書第5号については、陳情書の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決した。 ◎経済工務委員会委員長(高吉幸光君)   委員会審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。経済工務委員会委員長、高吉幸光。  本委員会は、付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。  議案第15号、平成31年度宮古島市港湾事業特別会計予算、原案可決。  議案第16号、平成31年度宮古島市農漁業集落排水事業特別会計予算、原案可決。  議案第17号、平成31年度宮古島市公共下水道事業特別会計予算、原案可決。  議案第21号、平成31年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算、原案可決。  議案第22号、平成31年度宮古島市水道事業会計予算、原案可決。  議案第37号、宮古島市空家等の適切な管理に関する条例の制定について、原案可決。  議案第40号、宮古島市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部改正について、原案可決。  議案第46号、市営土地改良事業(区画整理・農業用用排水施設)後前竹地区の施行について、原案可決。  議案第47号、公有水面埋立承認について、原案可決。 ◎予算決算委員会委員長(山里雅彦君)   委員会審査結果報告書。  宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。予算決算委員会委員長、山里雅彦。  本委員会は、付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。  議案第13号、平成31年度宮古島市一般会計予算、原案可決。 ○議長(佐久本洋介君)   これで委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入りますが、議会運営に関する申し合わせ事項により、3月定例会及び9月定例会の最終本会議における予算決算委員会委員長報告に対する質疑は行わないこととなっておりますので、ご了承願います。  質疑があれば発言を許します。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。  まず、日程第2、議案第23号、宮古島市行政財産使用料徴収条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   議案第23号、宮古島市行政財産使用料徴収条例の一部改正について、反対の立場から討論いたします。  今回の改正は、当局の説明では宮古島市未来創造センター、それから総合庁舎の2つの施設を想定して条文に追加するということでしたけれども、その改正案の文案が、「行政財産の有効活用を目的として公募その他の方法により使用を許可する場合」というふうになっていまして、これだとこの2つの施設といいますか、特定した施設ではなくて、もう全ての施設の使用料が対象になるのではないかという疑問が出て、委員会でも修正案を提出しました。修正案は否決されましたけれども、この修正する必要があるという考えは今も変わっていませんので、反対の討論といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これで討論を終結します。  これより議案第23号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第23号は可決されました。  次に、日程第3、議案第24号、宮古島市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第24号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第24号は可決されました。  次に、日程第4、議案第25号、宮古島市こども医療費助成に関する条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第25号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第25号は可決されました。  次に、日程第5、議案第26号、宮古島市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の制定についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第26号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第26号は可決されました。  次に、日程第6、議案第27号、宮古島市手数料徴収条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第27号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第27号は可決されました。  次に、日程第7、議案第28号、宮古島市老人福祉センター条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第28号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第28号は可決されました。  次に、日程第8、議案第29号、宮古島市介護保険財政調整基金条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第29号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第29号は可決されました。  次に、日程第9、議案第30号、宮古島市火災予防条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第30号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第30号は可決されました。  次に、日程第10、議案第31号、宮古島市海岸管理条例の制定についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第31号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第31号は可決されました。  次に、日程第11、議案第32号、宮古島市下里公設市場再開発委員会設置条例の廃止についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第32号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第32号は可決されました。  次に、日程第12、議案第33号、宮古島市公設市場条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第33号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第33号は可決されました。  次に、日程第13、議案第34号、宮古島市観光施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第34号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第34号は可決されました。  次に、日程第14、議案第35号、宮古島市ふれあいの前浜海浜広場施設条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第35号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第35号は可決されました。  次に、日程第15、議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定についてに対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定について、反対の立場から討論いたします。  まず1つは、なぜこの施設だけが修繕のための基金を設けて積み立てるのかがよく理解できないということです。それからまた、これまで指定管理者で管理してきて、きょうの眞榮城徳彦議員への答弁によりますと、売り上げも順調だというふうな答弁がありましたけれども、なぜ指定管理をやめるのか。じゃ、これまで指定管理していた管理というのは何だったのかというのがよくわかりません。そのようなことから反対いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆前里光健君   議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定についてを賛成の立場で討論いたします。  こちらの建物は、20年以上経過して経年劣化が見られる、その対策が必要であるということであります。指定管理を続けてきましたが、次年度から委託にするということで、使用料月10万円、年間120万円、これを基金に積み立てて、そしてその維持管理の財源に充てるということで、また市の負担を減らすという考えのもとで私は議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定についてに対して賛成いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆濱元雅浩君   私は、議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定についてに反対の立場から討論いたします。  この宮古島市上野トロピカルフルーツパークは、機能強化事業として新年度に1,269万4,000円の事業費がついているところであります。この基金の内容としましては、これはこの宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内の農産物加工施設の管理に対して、いわゆる修繕費に対してのみ使われる基金であるというふうなご説明をいただいておりましたので、私としてはこの宮古島市上野トロピカルフルーツパーク全体の機能強化に向けての構想の中にこの加工施設も入れて検討をしっかりと重ねた上で、そこの施設も含めた形で全体を有効に使うということが当然だと思いますので、この限定された形で基金を積み上げていくというところに理解ができないので、反対いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆新里匠君   議案第36号、宮古島市上野トロピカルフルーツパーク内農産物加工施設管理基金条例の制定についてに賛成の立場から討論いたします。  まず、この施設は一括交付金事業ですかね、それでつくられたというところです。これまでは指定管理の中でやられていて、収益がそれまではなかったということで、収益があってもなくてもその修繕を市がやらないといけなかったと。それで、どうにかできないのかというところで月10万円の家賃を取って、これは黒字であろうと赤字であろうとその家賃を取って、それで本来ならば一般財源のほうに入れるという流れになるとは思うんですけれども、その一括交付金という予算の性質上、それを市の財源のほうに置いておくと、最後にこの事業が終わるときに返さないといけないという事情があるということでしたので、そういった意味では返すよりも積み立てておいてこれを修繕に使うということでしたので、賛成をいたします。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第36号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第36号は可決されました。  次に、日程第16、議案第37号、宮古島市空家等の適切な管理に関する条例の制定についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第37号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第37号は可決されました。  次に、日程第17、議案第38号、宮古島市未来創造センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第38号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第38号は可決されました。  次に、日程第18、議案第39号、宮古島市総合博物館建設委員会条例の廃止についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第39号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第39号は可決されました。  次に、日程第19、議案第40号、宮古島市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第40号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第40号は可決されました。  次に、日程第20、議案第41号、宮古島市学校設置条例の一部改正についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第41号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」「異議あり」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議がありますので、議案第41号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第41号は可決されました。  次に、日程第21、議案第13号、平成31年度宮古島市一般会計予算に対する討論の発言を許します。 ◆仲里タカ子君   議案第13号、平成31年度宮古島市一般会計予算の中で支出してもらいたくないというのがあるので、反対の立場で討論します。  宮古島市総合庁舎建設工事に係る債務負担行為、10億1,000万円がありますけれども、これを一般質問の中で濱元雅浩議員、國仲昌二議員の指摘にもあったとおり、今宮古島は陸上自衛隊駐屯地の作業員等、またホテルの建設ラッシュ等で原材料の不足、人件費の高騰などが大変な状況になっており、アパートの家賃の高騰で行き場のない市民が出てくるなど、市民生活に大きな影響を及ぼし始めています。総合庁舎の建設を先送りすることが膨れ上がる市の公債費を緩やかに返還計画を立てていくということに資するのではないかと思い、合併特例債は5年延長できるということですから、ゆっくりじっくり考えることがよいのではないかと思い、この予算に反対します。  また、もう一つ、市税等催告システム整備事業に係る予算4,289万8,000円、2,258万2,000円、電話催告業務委託5,584万7,000円の債務負担行為の支出について反対します。市税の滞納催告については、オペレーターやシステムでの機械的な催告ではなく、なぜ市民が滞納に至っているかを丁寧に聞き取ることによって、滞納に陥っている市民に寄り添う血の通った市政を行えるのではないかと考えます。市税の収納率は94%を超えており、滞納に陥る市民に生活困窮者支援等を初め、市民に役立つ情報を持ち、その提供を行えるのも市役所でありますから、解決困難な事例があれば、どうすれば解決できるか政策に生かすのも大切な市の仕事だと思います。オペレーターシステムによる機械的な催告は、その機会を失わせるものだと思います。この支出に反対するということで反対をいたします。                 (「議長、休憩お願いします」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後4時22分)  再開します。                                     (再開=午後4時23分)  ほかに討論はありませんか。 ◆上里樹君   ただいまの議案第13号、平成31年度宮古島市一般会計予算について反対の立場から討論させていただきます。  まず、仲里タカ子議員の主張にもありましたけども、それに加えて、プレミアム商品券のことを含めて消費税増税を前提にした予算になっているということ、それから一環して私が指摘してきました魅力ある学校づくり推進事業補助金が計上されています。それから、伊良部地区小中一貫校の整備事業等に反対の立場でこの予算に反対討論させていただきます。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第13号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第13号は可決されました。  次に、日程第22、議案第14号、平成31年度宮古島市国民健康保険事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第14号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第14号は可決されました。  次に、日程第23、議案第15号、平成31年度宮古島市港湾事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第15号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第15号は可決されました。  次に、日程第24、議案第16号、平成31年度宮古島市農漁業集落排水事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第16号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第16号は可決されました。  次に、日程第25、議案第17号、平成31年度宮古島市公共下水道事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり)
    ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第17号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第17号は可決されました。  次に、日程第26、議案第18号、平成31年度宮古島市介護保険特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第18号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第18号は可決されました。  次に、日程第27、議案第19号、平成31年度宮古島市後期高齢者医療特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第19号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第19号は可決されました。  次に、日程第28、議案第20号、平成31年度宮古島市再生可能エネルギー運営事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第20号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第20号は可決されました。  次に、日程第29、議案第21号、平成31年度宮古島市土地区画整理事業特別会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第21号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第21号は可決されました。  次に、日程第30、議案第22号、平成31年度宮古島市水道事業会計予算に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第22号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第22号は可決されました。  次に、日程第31、議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約についてに対する討論の発言を許します。 ◆仲里タカ子君   議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約について反対いたします。  理由は、先ほど申し述べました議案第13号の反対理由と同じです。慌てて市庁舎を建設するのではなくて、ゆっくりと考える必要があると思ってこの工事請負契約に反対いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆粟国恒広君   私は、議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約についてに賛成の立場から討論いたします。  今後の経済状況の推移が見出せない、市民サービスの向上へ向け、早目に建設するのが好ましい、資材の価格が下がり、安定する保証はない、経済的な影響が考えられる各庁舎を一体化し、市民サービス向上を図ることが好ましいという観点から、総合庁舎の建設には賛成という立場から討論いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆濱元雅浩君   私は、議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約についてに反対の立場から討論いたします。  将来の景気がどのように左右していくかというのは、もちろんわからない流れでございます。宮古島は、今好景気ということではありますけれども、いろいろな流れの中では、今月の3月7日に内閣府が1月の景気動向指数で一致指数の基調判断をこれまでの足踏みから下方への局面変化に引き下げました。それに続いて、日銀も3月15日の金融政策決定会合で景気判断の下方修正を行い、同20日には日本政府も月例経済報告にて3年ぶりに景気判断を下方修正しております。この流れというのが国全体として上がるのか下がるのかという判断に直結するものではないかもしれませんけれども、というような全体として下方修正が行われているのは現実でありますし、その上で消費税増税が個人消費へどのような影響を及ぼしてくるのかというところの判断がまだわからない部分であると思っております。翻って市の現況では、アパート不足や家賃の高騰、また住宅建設などが非常に厳しい状態にあるということ。先ほど言った日本全体の景気の動向というのがこの宮古島においては島外からの投資がどのように動いていくかというところの判断材料になってくると思いますので、このあたりの景気動向をしっかりと捉えた上で、私はこういう大規模な公共事業は、島の暮らしや経済にどのような影響があるのかというところを見きわめた上で行っていくべきことだと思っております。  総合庁舎の建設によって市民サービスが向上するということは理解ができることなので、それを中止するのではなくて、やはり将来にわたってこの島の経済、また暮らしが継続的で安定的に続いていく、現在のような好景気をできるだけ長くこの地域で続けていくというために、ぜひともこの公共投資というものを使っていただきたい。今進めている流れの中では、2020年度が合併特例債の発行期限であったというタイミングで議論をされたことでございます。それが5年間の延長で発行期限が2025年度までに延長になっている。この5年の延長というものを有効に私は活用して、ですが5年というのは先が長いかもしれないという流れの中では、やはりそれでも東京中心に東京オリンピックに向けての建設がピークを迎えているところであります。この東京オリンピックの終了、またはもちろん消費税の増税による影響等を鑑みた上で、そのくらいの少しの建設時期の延長というものを検討すべきであるというふうに私は思っております。その延長が宮古島経済において経済全体が下降していかないように、しっかりと行政の投資がこの島の経済を支えていく、下支えをしていく、そういう活用をしていくべきだと思いますので、地域経済の動向の分析に基づいて、今回ではなく、またこの延長した5年間の中でどの時期が最適な投資に当たるかということを再度検討して時期を決定するほうが地域が安定していくという考えのもとに、今回のこの議案には反対をいたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆前里光健君   今景気動向指数、国は下方修正であるということでお話しされておりましたけれども、その中でもやはり判断として将来どうなるかわからないというのは今おっしゃっている中であります。それがまたこの庁舎建設が宮古島全体の経済に影響を与えるような話をされておりましたけれども、今後ですね、大型公共事業は資材、人件費の高騰の影響があるとして、合併特例債の延長があることでこの現段階のスケジュールを見直そうという話をされておりますけれども、この数年後に資材、また人件費の単価が安定する見込みは見出せておりません。現在のコストよりもさらに上がる可能性が考えられます。市町村合併により類似施設が複数存在しており、老朽化した施設の維持管理費も今後は負担がさらに出ることが予想をされております。安定的な財政運営を目指す上でも類似施設の統廃合が喫緊の課題と考えております。そのような中において、総合庁舎建設を送らせることは課題の先送りという考えにつながりかねません。各庁舎の課題を解決し、庁舎を一体化することで市民サービス向上を図っていくことが望ましいと考えます。よって、現在のスケジュールどおり沿って進めるべきと考え、議案第42号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築1工区)請負契約についてに賛成討論といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第42号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第42号は可決されました。  次に、日程第32、議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約についてに対する討論の発言を許します。 ◆仲里タカ子君   議案第42号と同様の理由で、この議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約について反対をいたします。  工事を出しても不調に終わってしまうというような今物すごい状況の中で庁舎建設を無理やり進めないで、濱元雅浩議員がさっき言ったみたいにゆっくり考えながら、宮古島の景気動向も見ながらやっていくのが私は最良の方法だと考えます。よって、反対いたします。 ◆新里匠君   議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約についてに賛成の立場から討論いたします。  この事業は、造成の工事も既に始まっております。契約をしているわけですね、これは。この建築工事の1工区、2工区に関しては、入札が終わって仮契約というところまでやっております。それで、これで切るとなると、これは今後市役所の事業遂行に関して、入札して落札してもこれは本当にうまく事業が最後まで進むのかという疑問がありますし、それだったらこの入札には応じられないということも考えられます。スムーズな行政運営、また事業執行をしていく中では、やはりこのまま進めていくというところが大事なのかなと思います。よって、賛成いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆濱元雅浩君   先ほど同様で議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約についてに反対討論なんですけど、先ほど少し言い忘れたので。この宮古島にどのような影響が起こるのか、現在の建設ラッシュというのは皆さんご存じでしょう。建設コストが上がっていっている、それ以外にも工事現場での事故が多発しているなどの影響が出ております。その上でですね、この現在行われている用地、土地の造成工事も予定よりはおくれるという見込みになっておりますし、2月15日に行われた総合庁舎の電気機械設備の入札は7者の指名で全者辞退という結果になっております。それを受けて第2回目の入札が3月22日に行われておりますが、こちらも10者の指名で全者辞退というのが現実に起こっております。これは、4月の着工がどのようになるかというところに対しても非常に不安定な要素だと私は思っておりますので、先ほどの反対討論にこれも加えて反対といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆前里光健君   先ほど同様の理由であります。議案第43号、宮古島市総合庁舎建設工事(建築2工区)請負契約についてに賛成討論とさせていただきます。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第43号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第43号は可決されました。  次に、日程第33、議案第44号、沖縄県消防通信指令施設運営協議会規約の変更についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第44号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第44号は可決されました。  次に、日程第34、議案第45号、財産の無償譲渡についてに対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   議案第45号、財産の無償譲渡について反対の立場から討論いたします。  このバイオエタノール施設は、これまで事業費として3億5,000万円投入した施設であります。また、資産価値は2億4,700万円もあるというような答弁もありました。トータルで約6億円というような額でこのような施設を無償譲渡するというのは市民感覚からは到底納得できないというふうに思います。また、委員会で指摘ありましたけれども、その譲渡された企業が転売する可能性も否定できないというようなことがありました。これではますます市民は納得しないというふうに考えます。よって、この議案には反対といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆前里光健君   議案第45号、財産の無償譲渡についてに賛成の立場から討論いたします。  このE3普及支援を行ってきた環境省が2016年度ですかね、E3事業の廃止を決定し、さらにバイオエタノールを混合させるガソリンの生成、販売を行ってきた南西石油が同年に同事業から撤退し、事業が終了となっております。さまざまな外的要因がありました。その中で、施設の今後のランニングコスト、メンテナンス費用、撤去費用等、また土地の賃貸料とかありますので、このことを鑑みれば将来の負担を減らすために譲渡は妥当な案ではないかという観点から賛成の立場といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆濱元雅浩君   私は、議案第45号、財産の無償譲渡についてに反対の立場で討論いたします。  この施設、無償であれ、有償であれ、譲渡するというところで市の負担を軽減させるということに関しては私も異論はありません。現在の譲渡先が不満であるということでもございません。私が言いたいのは、平成30年12月定例会において、そこでは宮古島市バイオエタノール製造施設設置及び管理に関する条例の廃止が提案されております。その際の質疑において、当局はバイオエタノール製造施設については今後公募をする予定でおりますということを説明されて、その内容についてもご説明をしていただいております。その説明を受けて議会で可決をしたこの廃止条例であると私は理解しております。しかしながら、その後公募はせずに今の譲渡という話が上がってきていることに対して、私は非常に納得がいきません。この今譲渡する事業者も含めて、やはり公募をかけて選択をした上での譲渡というのが正しい方法論ではないかというふうに私は考えますので、この案には反対をいたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆棚原芳樹君   議案第45号、財産の無償譲渡について私は賛成の立場から討論をいたします。  やはり先ほど前里光健議員もおっしゃっておりますように、この施設の維持管理費、また解体撤去費その他を考えるとこの無償譲渡でいいんじゃないかと。そしてまた、上地部落と交わしてある年間賃借料は200万円もかかるわけで、このままにしておくと市の負担、維持管理費は大変なものになるのではと思っておりますし、市も国から無償譲渡されているわけでありますから、無償譲渡でいいのではないかと思っております。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第45号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、議案第45号は可決されました。  次に、日程第35、議案第46号、市営土地改良事業(区画整理・農業用用排水施設)後前竹地区の施行についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第46号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第46号は可決されました。  次に、日程第36、議案第47号、公有水面埋立承認についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第47号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第47号は可決されました。  次に、日程第37、議案第48号、議決内容の一部変更についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第48号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第48号は可決されました。  次に、日程第38、議案第49号、議決内容の一部変更についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより議案第49号を採決します。  本案に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第49号は可決されました。  次に、日程第39、陳情書第1号、消費税率10%への引き上げ中止を求める陳情書に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、会議規則第69条の賛成者先諮の原則に基づき、本件は挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  陳情書第1号は採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手少数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手少数であります。  よって、陳情書第1号は不採択されました。  次に、日程第40、陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)に対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)を採択すべきであるという考えの立場で討論いたします。  この陳情書の資料にあるように、米側は我が国の施政権下にある領域内であれば、どこにでも施設、区域の提供を求める権利が認められている、それから我が国が米側の提供要求に同意しないことは安保条約において予想されていないということが陳情書にあるように、日本の主権、地方自治の根幹を揺るがす協定であるというふうに考えます。そんな中で全国知事会から提言が発表されたということで、これは当然のことだということで採択すべきであるというふうに考えます。 ◆前里光健君   この陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)を不採択すべきものとして討論いたします。  こちらは、昨年の8月14日、全国知事会でですね、知事会長が中心となって沖縄から謝花喜一郎副知事が外務大臣、政務官、また防衛副大臣、外務省及び防衛省に対して要請書を直接渡しております。その中で、またさらに要請活動を行い、在日米軍大使館にも首席公使の方に内容の説明を行い、直接意見交換とかも行っております。  次に、この日米地位協定の考え方という資料があります。こちらの資料は、琉球新報社が平成16年度に紙面において発表したものなんですが、この日米地位協定に関する政府の基本解釈となる機密文書ということでありますが、これは政府は正式見解ではこの文書は保有していないという回答があります。その共通の認識のない書類をですね、またこの陳情として出すのはいかがなものかというのがあります。また、意見書案の中に記載されている、国は地方自治の権限を保障することと強く要請するとうたってありますが、この国が地方自治の権限を保障していないかのような捉え方の印象を与えかねませんので、以上をもってこれは不採択すべきものと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆仲里タカ子君   私は、陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)を採択すべきものということで討論いたします。  そもそも沖縄は戦後長い間米軍基地から派生する事件、事故で悩まされ続けて、沖縄県の知事が全国の知事に訴えて、全国の知事の皆さんが理解をして、そうしてようやく日米地位協定というものが全国でも理解されるようになって、この地位協定というのはおかしなものだというのが共通認識されるようになってきたんだというふうに考えています。そして、日本全国この安保条約によって自衛隊と米軍が一体化していく中で、宮古島でも自衛隊基地がどんどん拡大していきます。自衛隊が来ると米軍がやってくる。そのときにこの日米地位協定というものが宮古島市民に及ぼす影響のことを考えると、大変怖いものがあるというふうに考えておりまして、この宮古島市からもですね、声を上げていくということが大変意義のあることと考えます。ということで採択すべきものと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆濱元雅浩君   私は、この陳情書第2号、陳情書(全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める)を採択すべきではないという立場で討論をいたします。  これ全国知事会から出している米軍基地負担に関する提言という中でこの日米地位協定の改定を求めていくという、この全国知事会が出した提言に関しては私も同様に感じております。日米地位協定、特別沖縄だけのものではなく日本全土のものでありますので、全国知事会がこのような動きをしたということはすばらしいことだと思います。しかしながら、このことと今出されている陳情書の中身というのは相当違う中身であります。宮古島市議会としてもしこの案件にかかわるのであれば、この全国知事会の提言をしっかりと踏まえた上で新たな提言を国にしていく、そのようなことのほうが大切であり、この陳情書は採択すべきではないという理由で討論を締めます。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、会議規則第69条の賛成者先諮の原則に基づき、本件は挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  陳情書第2号は採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手少数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手少数であります。  よって、陳情書第2号は不採択されました。  次に、日程第41、陳情書第3号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情書に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより陳情書第3号を採決します。  本件に対する委員長報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、陳情書第3号は採択されました。  次に、日程第42、陳情書第4号、看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより陳情書第4号を採決します。  本件に対する委員長報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、陳情書第4号は採択されました。  次に、日程第43、陳情書第5号、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める陳情に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより陳情書第5号を採決します。  本件に対する委員長報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、陳情書第5号は採択されました。  次に、日程第44、陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情に対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情、採択すべきとの立場から討論いたします。  提出者は、この宮古島市民である事業主、商店主から、先行きへの不安感、あるいは景気への影響懸念、軽減税率導入への対策及び設備負担など、消費税増税を拒絶する声を直接聞いて、その声を政府に届けてくれるようにという陳情であります。地域の声を政府に届けるというのも議会の役割だと考えますので、採択すべきものというふうに考えます。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆平良和彦君   私は、不採択すべきものだということで討論したいと思っております。この消費税は、もう4年前の2015年10月にですね、10%に引き上げる法律が制定されております。また、2回ほど延期もしておりますし、また国のほうでもかなり議論してきております。そういう意味で、やはり陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情は、採択すべきじゃないという意見を申したいと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆上里樹君   ただいまの陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情を採択すべきものという立場から討論させていただきます。  まず、事業者の状況、これ景気回復を前提にした国の景気動向の解釈がありますけども、先ほどの濱元雅浩議員の討論にもありましたように、景気動向は下方修正されているというのが事実です。ですから、消費税の増税を景気回復を前提にしているという点で今の事業者が置かれている立場を考えますと、現役世代の働く世帯、これの5割を占めるのが子育て真っ最中の年収400万円という、そういう実態が全国で5割を占めるという状況です。この5割を占めるところの消費支出が鈍化すると、景気に与える影響は大変大きくなってしまいます。そういう中で、さらにその事業者に対してかかってくる負担が国保の負担増です。大体平均して4万9,000円全国で引き上がるということが言われています。それに対して、消費税増税10%は全く同額の4万円、それに匹敵します。これでは消費税増税と国保の負担増、これのダブルパンチになってしまいます。さらに、今政府が進める消費税増税を前提にした保育料の無償化、少子化対策がありますけども、これもゼロ歳から2歳児、これが対象外ということで、給食費も対象外になりました。さらに、低所得者は保育料の減免の対象に現在なっている関係で恩恵がありません、消費税増税軽減策の。さらに、その10%増税がそういった低所得者を襲うという観点から見ましても、今進める国の少子化対策、これにも逆行する状況が生じてしまいます。低所得者に重くのしかかるそういった消費税というのは実施すべきではないと。それにかわる道、これは税金の集め方、使い方を改めることで財源は十分に確保できます。以上の立場から採択すべきものと。  討論を終わります。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆新里匠君   私は、陳情書第6号、消費税10%への「増税中止」を求める陳情、不採択とすべきものとして討論をいたします。  近年社会福祉の増大や相次ぐ自然災害等を初め、人口減少等に伴うものも含めまして、国の根幹となる予算を確保するのは厳しい状況になってきております。これまでも3%、5%と上げてきて、それでそのときは多少やはり影響はあったんですけれども、持ち直してきたというところで、やはり将来長期スパンでこの国のあり方というものを考えたときに、10%にするということはやはり大事なことだと思っております。ですから、今消費税増税中止を求めることは必要ないというところから不採択とすべきものと意見を言いたいと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、会議規則第69条の賛成者先諮の原則に基づき、本件は挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  陳情書第6号は採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手少数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手少数であります。  よって、陳情書第6号は不採択されました。  次に、日程第45、陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情についてに対する討論の発言を許します。 ◆國仲昌二君   陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について、私は採択すべきという立場で討論いたします。  この陳情書ですけども、防衛省からの資料ですね、専門家のほうがそれを見て、指摘している断層であるとか軟弱地盤、あるいは空洞、そういった存在、それから燃料施設とか保管庫、弾薬庫ですかね、その民家との距離、そういったことなどが指摘されていることに多くの市民が不安を抱いているということで、議会のほうでも視察してもらえないかとか、そういった陳情なんですけども、やはりそういった市民が抱えている不安を少しでも解消するというのも議会の役目ではないかというふうに思います。それから、明確ではない部分についてはまた防衛省のほうに確認するというのも大事な役目だというふうに考えます。これは、その基地建設に賛成か反対かということではなくて、その専門家が指摘する事項について少しでも不安があればそれを確認する必要があるということだと私は考えますので、採択すべきものという立場からの討論とします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆粟国恒広君   陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について、私は反対の立場から討論いたします。  陳情書の中身を見ると、いろんな指摘があります。事前に防衛省は調査、検査済みで、建築基準法にのっとりこの事業が進められていると私は考えております。改めて議員を交えて勉強会を開いて視察等をやるべきじゃなくて、今進められている事業をそのまま進めることということで、私はこの陳情書に対しては反対といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆仲里タカ子君   私は、陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情について、採択すべきものという立場で討論をさせていただきます。  今千代田につくられている大きな基地ですね、防衛省から市民が独自で情報開示を求めて、いろいろな不安があるので、それを調べてほしい、議員もそれを共有してほしいと。これは、國仲昌二議員も言っていますけど、基地建設に賛成とか反対とかいう前に、知らなければ何も討論もできない。知った上で討論するのが議会の役割だと私は考えます。広大な基地は、私もいろいろ聞いていますけども、防衛省は必ずこれは我がほうの手のうちを明らかにするから何も答えられないという、どうもよくわからない。そうすると、わからないまま基地を抱えて、不安なまま基地とともに共生していくということが本当にこの先もいいんだろうかと考えます。知った上で情報を共有して、そしてそれを市民に情報を公開するのは当たり前のことと考えます。市議会は、ちゃんと市民の代表としてこのことについて勉強して、情報をとって、そしてもらった情報を市民にも開示をしてみんなで考えていくというのは当たり前のことだと考えます。というわけで、採択すべきものという討論といたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆前里光健君   陳情書第8号、千代田の陸自駐屯地建設に関する陳情についてを不採択すべきものとの立場から討論いたします。  今いろいろとご説明いただいたんですけども、専門家によってこの意見は異なります。その専門家と同じような内容で調査をするべきということで、そして情報を開示するという話をされておりますけれども、資料にもありますけれども、燃料タンクとか、位置とか、そういった国防にかかわる、機密にかかわるものもこれを調べて公開するということは、私はこれは国益は……                 (「開示されていない」の声あり) ◆前里光健君   ですから、そういったものを全て調べてですね、全てに対してこれを開示するということは、私はふさわしくないと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、会議規則第69条の賛成者先諮の原則に基づき、本件は挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  陳情書第8号は採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手少数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手少数であります。  よって、陳情書第8号は不採択されました。  次に、日程第46、同意案第1号、教育長の任命についてを議題とします。  本案は教育長の一身上に関する事件でありますので、宮國博教育長にはここで退席をお願いします。  休憩します。                                     (休憩=午後5時09分)                 (教育長、退席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後5時10分)  同意案第1号、教育長の任命についてに対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより同意案第1号を採決します。  本案は、同意することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、同意案第1号は同意されました。  休憩します。                                     (休憩=午後5時11分)                 (教育長、着席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後5時12分)  これで市長提出の議案の審議は終了しましたので、当局の皆さんは退席してください。  休憩します。                                     (休憩=午後5時12分)                 (市長、教育長、企画政策部長、総務部長、退席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後5時12分)  次に、日程第47、意見書案第1号から日程第49、意見書案第3号までの計3件を一括議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎文教社会委員会副委員長(平百合香君)   意見書案第1号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書。みだしのことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条第2項の規定により本案を提出します。平成31年3月28日、宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。文教社会委員会副委員長、平百合香。  本文を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。        安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書  医療や介護現場での人手不足はいまだに深刻な状態にあります。人手不足により一人一人の過重労働がすすみ、過酷な夜勤や長時間労働などが解消されずに、医師や看護師の過労死を引き起こす事態が続いています。厚生労働省も、医療職場や介護職場の勤務環境改善の必要性を明らかにし、手だてを講じてはいますが、具体的な労働環境の改善には至っていません。  看護師の夜勤実態調査(2017年日本医労連調査、看護職員104,672人分)では、2交替勤務のうち16時間以上の長時間夜勤の割合は43.1%、勤務と勤務の間隔が極端に短い8時間未満の割合が49.0%でした。このような過酷な夜勤実態も背景に、慢性疲労を抱えている看護師は71.7%、健康不安の訴えが67.5%、74.9%の看護師が仕事を辞めたいと思いながら働いている(日本医労連2017年看護職員の労働実態調査、33,402人分)状態であり、問題の根底には慢性的な人手不足があります。また介護現場では長時間夜勤の割合はさらに高く、小規模施設では1人体制の夜勤が恒常的に行われています。  労働時間規制を含めた実効ある対策は、猶予できない喫緊の課題です。2007年に国会で採択された請願内容(夜間は患者10人に1人以上、昼間は患者4人に1人以上など看護職員配置基準の抜本改善、夜勤の月8日以内の規制など)の早期実施を行い、そのために必要な人員の確保を国の責任で実行されることを強く求めます。そして国民誰もが安心して医療・介護を利用できるよう、保険料や一部負担金の負担軽減が必要です。  安全・安心の医療・介護を実現するためにも、医師、看護師、介護職員の大幅増員、夜勤改善を図る対策を講じられるよう、下記の事項について要望します。                       記 1 医師、看護師、医療技術職、介護職などの夜勤交替制労働における労働環境を改善すること。  ①1日且つ1勤務の労働時間8時間以内を基本に、労働時間の上限規制や勤務間のインターバル確保、   夜勤回数の制限など、労働環境改善のための規制を設けること。  ②夜勤交替制労働者の週労働時間を短縮すること。  ③介護施設や有床診療所などで行われている「1人夜勤体制」をなくし、複数夜勤体制とすること。 2 安全・安心の医療・介護を実現するため、医師、看護師、医療技術職、介護職を増員すること。 3 患者、利用者の負担軽減をはかること。 4 費用削減を目的とした病床削減は行わず、地域医療に必要な病床機能を確保すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。               平成31年(2019年)3月28日                          沖縄県宮古島市議会  宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。  意見書案第2号、看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書。みだしのことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条第2項の規定により本案を提出します。平成31年3月28日、宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。文教社会委員会副委員長、平百合香。  本文を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。         看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書  高齢化が進む中で、厚生労働省は2025年に向けた看護職員の推計と確保策の中で、看護職員の必要数は200万人と試算しました。しかし医療、看護の現場では、引き続き厳しい労働環境と低賃金のもと、看護師の定着が進まず、高い離職率の中、慢性的な人員不足が続いています。日本医労連が実施した「2017年看護職員の労働実態調査」(全国の看護職員3万3千人の集計)では、慢性疲労が約7割、健康不安の訴えも約7割、3人に1人が切迫流産で、流産も1割に達するなど、人手不足の中で過酷な勤務実態が浮き彫りとなりました。このような勤務環境で働く看護師は、仕事を辞めたいと感じながら働いている割合が75.2%にも達し、辞めたい理由の第1位は「人手不足で仕事がきつい」47.7%、次いで「賃金が安い」36.6%という結果となっています。「低賃金・過重労働」の実態は依然として改善されておらず、このことが人員不足を深刻化させ、患者、利用者の安全や看護の質にも影響を及ぼしかねない事態になっています。  全産業平均よりも低い看護師の賃金水準の原因のひとつには、同じライセンスでありながら働く地域によって初任給の格差が月額9万円にも及ぶ地域間格差が指摘できます。本来、公定価格である診療報酬で看護師の労働に関する評価が公正にされるべきですが、地域間格差が大きすぎて看護師の賃金水準が引きあがらず、看護師の地域偏在や離職者増を引き起こしています。医療施設等の安全・安心な職員体制や医療・看護現場で働く労働者の処遇の確保は国の責任で行われるべきです。このような観点から、看護師の賃金底上げなど処遇の改善、人材確保と体制強化を実現するため、下記の事項について要望します。                       記 1 看護師の賃金の底上げをはかり、安全・安心の医療・看護体制を確保するために、全国を適用対象と  した看護師の最低賃金(「特定最低賃金」)を新設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。               平成31年(2019年)3月28日                          沖縄県宮古島市議会  宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣。  意見書案第3号、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書。みだしのことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条第2項の規定により本案を提出します。平成31年3月28日、宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。文教社会委員会副委員長、平百合香。  本文を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。        介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書  高齢化が進む中で、介護従事者の人材確保、離職防止対策は喫緊の課題となっています。全労連が実施した「介護施設に働く労働者アンケート」(2014年)では、介護施設の労働者の賃金が全産業労働者の賃金より約10万円も低くなっています。介護の仕事を「辞めたい」と考えたことがある人は57.3%にも達し、辞めたい理由は「賃金が安い」(44.7%)、「仕事が忙しすぎる」(36.9%)、「体力が続かない」(30.1%)となっています。「十分なサービスができていない」は回答者の4割近くにのぼり、その理由として「人員が少なく業務が過密」が約8割と群を抜いています。「低賃金・過重労働」の実態は依然として改善されておらず、このことが人員不足を深刻化させ、利用者の安全や介護の質にも影響を及ぼしかねない事態になっています。  本来、介護施設等の安全・安心な職員体制や介護現場で働く労働者の処遇の確保は国の責任で行われるべきです。しかし、現実には、職員体制の充実は事業所の努力に委ねられ、処遇改善も利用者、国民の負担に依拠し、さらには介護報酬の引き下げによって処遇改善や体制確保を不安定にしています。介護従事者の賃金底上げなど処遇の改善、人材確保と体制強化を実現するため、下記の事項について要望します。                       記 1 介護従事者の賃金の底上げをはかり、安全・安心の介護体制を確保するために、全国を適用対象とし  た介護従事者の最低賃金(「特定最低賃金」)を新設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。               平成31年(2019年)3月28日                          沖縄県宮古島市議会  宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣。 ○議長(佐久本洋介君)   これで提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております日程第47、意見書案第1号から日程第49、意見書案第3号までの計3件については、委員会提出の案件でありますので、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに処理します。  これより討論に入ります。  まず、日程第47、意見書案第1号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより意見書案第1号を採決します。  本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、意見書案第1号は可決されました。  次に、日程第48、意見書案第2号、看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより意見書案第2号を採決します。  本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、意見書案第2号は可決されました。  次に、日程第49、意見書案第3号、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより意見書案第3号を採決します。  本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、意見書案第3号は可決されました。  次に、日程第50、発議第1号、専決処分事項の指定についてを議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎議会運営委員会委員長(粟国恒広君)   発議第1号、専決処分事項の指定について。みだしのことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条第2項の規定により本案を提出します。平成31年3月28日、宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。議会運営委員会委員長、粟国恒広。  提案理由。行政事務の迅速な処理を求めるため、議会の議決を受けて締結された工事請負契約については、当該議決に係る工事請負契約金額の100分の5以内で1,000万円以下の契約価格の変更については、地方自治法第180条第1項の規定による市長においての専決処分することができる事項とし、追加するため。専決処分事項の指定について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次の事項については、これを市長の専決処分事項として指定追加する。 1 議会の議決を経て締結された工事請負契約については、当該議決に係る工事請負契約金額の100分の5  以内で、1,000万円以下の契約価格の変更 ○議長(佐久本洋介君)   これで提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。 ◆上里樹君   ただいまの専決処分の指定事項、発議第1号、専決処分事項の指定についてなんですけども、これは委員会においてどのような意見が出ましたでしょうか、この発議に当たって。
    ◎議会運営委員会委員長(粟国恒広君)   委員会でどのような質疑があったということですけど、県内11市ではどのような指定があるのか、指定市はどのような指定市があるということで、宮古島市、沖縄市、宜野湾市以外8市が同様に指定をしているということです。 ◆上里樹君   再度お聞きしますけども、反対、賛成意見はありましたか。賛成が多数だったから提案されていると思いますけども、反対意見はありましたか。 ◎議会運営委員会委員長(粟国恒広君)   反対、賛成、両方意見がありましたけど、採決したところ、賛成多数で専決処分事項の指定については提案することとなりました。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております日程第50、発議第1号については、委員会提出の案件でありますので、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに処理します。  これより討論に入ります。  日程第50、発議第1号、専決処分事項の指定についてに対する討論の発言を許します。 ◆島尻誠君   発議第1号、専決処分事項の指定について、この案件は議会運営委員会で二度三度、委員会付託を省略してということでありますけども、各会派で持ち帰って議論はされていると思います。委員長が報告したようにですね、議会運営委員会の中でもいろいろ賛否が分かれました。私は、過去にもこういった案件があって、少数で否決されたというふうなお話も伺っております。金額は、100分の5、1,000万円以下という少額、軽微な案件の契約の価格なんですけども、やはり各委員会に付託された案件を審議、議論されて通すべきだというふうに思いますので、やはり議論、審議されないのはちょっと異論がありますので、この指定については、やはりちょっとのめないということであります。反対であります。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。 ◆下地信広君   事務の迅速化や、また能率的な事務執行を図るためには、この専決処分は必要だと思っておりますので、発議第1号、専決処分事項の指定についてに賛成いたします。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに討論はありませんか。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより発議第1号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、発議第1号は可決されました。  次に、日程第51、決議案第2号、砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議についてを議題とします。  本案は、砂川辰夫君の一身上に関する事件でありますので、地方自治法第117条の規定により、砂川辰夫君の退席を求めます。  休憩します。                                     (休憩=午後5時36分)                 (砂川辰夫君、退席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後5時37分)  日程第51、決議案第2号について提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎議会運営委員会委員長(粟国恒広君)   決議案第2号、砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議。みだしのことについて、別紙のとおり議会の議決を得たいので、会議規則第14条第2項の規定により本案を提出します。平成31年3月28日、宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。議会運営委員会委員長、粟国恒広。  本文を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。                砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議  宮古島市議会議員、砂川辰夫君は平成30年12月8日午前10時頃酒気帯び運転し宮古島警察署に道路交通法違反で検挙されたが、これが明らかになったのは事件後2週間以上経過した12月定例会終了後の12月26日のマスコミ報道であった。  本市はもとより沖縄県をはじめ全国的に飲酒運転根絶の機運が高まっているなかで、議会中に現職の市議会議員が酒気帯び運転で検挙されるというのは由々しき事態である。  また、市議会への報告、謝罪をすることなく12月定例会に出席し本会議や委員会での審議、一般質問を行っていたこと、さらには取材したマスコミに対し「報道しては困る」旨のことを述べたことは、自ら犯した行為が社会に与える影響についての認識の甘さ、市議会議員としての自覚不足の証左である。  宮古島市議会では平成20年3月3日「市民一人ひとりが『飲酒運転をしない、させない』との意識を強く持ち、本市議会をはじめ、関係機関、団体、職場、家庭において『飲酒運転をさせない、許さない』環境づくりを強力に実践することを誓い、ここに宣言する」旨の「飲酒運転根絶に関する宣言」を決議している。  また、宮古島市でも相次ぐ飲酒運転の発生や市職員による酒酔い運転事故を受け、平成24年6月13日に「宮古島市飲酒運転根絶市民大会」を開催し「運転するなら酒を飲まない。酒を飲んだら運転しない」等を内容とした飲酒運転根絶宣言をしている。  こうしたなかで社会的に影響力のある地位にある現職の市議会議員が酒気帯び運転で検挙され、謝罪もなく市議会へ出席していたこと。さらにはそれを公にすることを拒んだ姿勢は、宮古島市議会の品位を著しく傷つける行為として許されるものではない。  よって宮古島市議会は砂川辰夫君がその責任を自覚し自らの政治的道義的責任を明らかにするため、議員辞職することを勧告する。  以上、決議する。               平成31年(2019年)3月28日                          沖縄県宮古島市議会 ○議長(佐久本洋介君)   これで提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて質疑を終結します。  ただいま議題となっております日程第51、決議案第2号については委員会提出の案件でありますので、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに処理します。  これより討論に入ります。  日程第51、決議案第2号、砂川辰夫君に対する議員辞職勧告決議に対する討論の発言を許します。                 (「討論なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて討論を終結します。  これより決議案第2号を挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、決議案第2号は可決されました。  休憩します。                                     (休憩=午後5時44分)                 (砂川辰夫君、着席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後5時44分)                 (「議長」の声あり) ◆棚原芳樹君   15分程度休憩をお願いしたいと思います。というのは、議員上里樹君に対する懲罰動議を提出するか提出しないかの話し合いをしたいと思います。 ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後5時45分)  再開します。                                     (再開=午後7時00分)  お手元にお配りしたとおり、休憩中に新里匠君外11人から地方自治法第135条第2項及び会議規則第159条第1項の規定により、議員上里樹君に対する懲罰動議が提出されました。  お諮りします。この際、本動議を本日の日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、本動議を本日の日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決しました。  追加日程第1、議員上里樹君に対する懲罰動議を議題とします。  本件は、上里樹君の一身上にかかわる事件でありますので、地方自治法第117条の規定により上里樹君の退席を求めます。  休憩します。                                     (休憩=午後7時00分)                 (上里 樹君、退席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後7時01分)  追加日程第1、議員上里樹君に対する懲罰動議について、提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎新里匠君   宮古島市議会議長、佐久本洋介殿。発議者、宮古島市議会議員、新里匠、棚原芳樹、山里雅彦、粟国恒広、下地勇徳、我如古三雄、下地信広、高吉幸光、狩俣政作、前里光健、平良和彦、平百合香。                 議員上里樹君に対する懲罰動議  次の理由により、議員上里樹君に懲罰を科されたいので地方自治法第135条第2項及び会議規則第159条第1項の規定により動議を提出します。                       記 理由  昨日3月27日、議会が流会致しました。上里樹君が、「市役所は市民と丁寧に話し合うことも説明することもせずに、いきなり退去を宣告し警察に排除を依頼するという残念な対応をしました。市役所はなぜ市民の不安に答えず市民を罪人扱いして排除したのか。」と発言したことによるものであります。本日、議長の権限により「市民を罪人扱いして」との発言を議事録から削除したことで議事は進み平成31年度予算を成立することができました。  私たち議員は、市民の付託を受けた者として議会の秩序を守り、その発言に明確な根拠に基づき事実を発言しなければなりません。しかし、上里樹君の発言は、根拠のないもので公務を遂行している者が罪人扱いにしたと断じ、その名誉を傷つけました。また、発言の撤回を求めた調整にも耳を傾けず、結果として議会の円滑な進行を妨げました。  よって、議会の紀律と品位を保持するために議会の秩序を乱した上里樹君に対し懲罰を求めます。 ○議長(佐久本洋介君)   これで提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑があれば発言を許します。 ◆仲里タカ子君   この今の上里樹議員のね、「市役所は市民と丁寧に話し合うことも説明することもせずに、いきなり退去を宣告し警察に排除を依頼するという残念な対応をしました。市役所はなぜ市民の不安に答えず市民を罪人扱いして排除したのか」という、これは通告書が出されていて、これは上里樹議員が現場にいてそう感じたという本人の感想を述べたもので、これが事実かどうかというのを調べてからやるものではないと思うんですけども、これに対してはどうでしょうか。これ皆さん、この事実を調べてからやらなきゃいけないという考えですか。通常私見を交えながら議会で質問をするんですよね。 ◎新里匠君   今質疑されたことは、自分が思えば何でも言ってもいいということですか。これは、議場においては我々議員はちゃんとした根拠、明確な根拠に基づき事実を発言しなければならないのに、この罪人扱いをされたということを明確に言っているわけですよ。罪人扱いにしたと言われた人の名誉はどうなるんですかと私はここに書いているわけです。 ◆仲里タカ子君   この罪人扱いをしたというのが事実と違うというのは、これは市長がちゃんと事実無根だというふうに答弁をしているんですよね。その答弁をしたことによって、事実じゃないということに対して上里樹議員はそのことに、私は何が何でも罪人だというふうに思うとは言っていないし、それから議長がこの言葉遣いについては問題であるから議長職権で取り消すということに関しては、別にこれに反論もしていないわけですから、特に本人がそう思ってそれを出したというだけだというふうに思いますけども。 ◎新里匠君   市長は、事実ではないと答えた。ですから、それを認めるんであれば謝罪もやはりしないといけないと思うんです、私は。それで、きのう空転した、議会がとまったということは、やはりこの謝罪がなかったという、要は取り消さなかったということなんですよ、この事実じゃないことに対して。そのことは、やはり議会をとめただけでも相当な懲罰に値することだと私は思います。ですから、この思ったことだったら、自分が感じたことだったら何でも議会で言っていいということではないと考えます。 ◆仲里タカ子君   上里樹議員が自分が現場に行って罪人のような扱いを受けたんですよということを議会で通告して、その言い方が問題だということがもしあったとしても、答弁を受ける市長かな、市長からですね、これ議会とめたのは市長ですよね。とめたのは市長じゃないですか。私は答えない、出ていくと言ったのは市長ですよね。そうですよね。それは、皆さんから何かあったわけじゃなくて、私はこれには答えない、出ていこうと言ったのは市長じゃないですか。私が思うのは、議会を空転させたのは上里樹議員ではなくて市長だったんじゃないですか。それはどうですか。私は、このことには答えないという、この言い方がね。それは、自分としては事実無根であるから、これは訂正してほしいとちゃんと市長が答弁をして、それで上里樹議員がやりとりをすれば議会は空転せずにそのまんま進んでいったんではないですか。 ◎新里匠君   ですから、そもそも議会がとまったのは、要は根拠がない発言をしたことに対して謝罪もしなかったというところに問題があるわけですよ。それ以上でもそれ以下でもありません。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆國仲昌二君   ちょっと今の答弁ですけども、罪人扱いして排除されたというのは上里樹議員のその場で受けた印象ですね、それを言葉にしたんですね。それを事実じゃないという断言ができるんですかね。ここに「明確な根拠に基づき事実を発言しなければなりません」というふうにあるんですけど、議員は誰でも質問するときは私見を交えながら質問するんですよね。ですから、自分が受けた印象を言いながら質問した。その言葉が適切かどうかわかんないですよ。ただ、それを明確な事実ではないという断言ができるんですかというのをちょっと質問したいと思います。 ◎新里匠君   この言葉は、適切ではないというところもやはり一つの空転した原因だと考えるし、根拠はあるのかというところです。では、この罪人扱いされたという根拠は何なのかというところをまず感じるわけなんです。私たちは、この市民を罪人扱いしてという部分に対してのみこれを訂正してくれないかというところでの話をしているわけです。議会を円滑に進めるために調整もしたし、お願いもしたしというところでありますけれども、それに一顧だにしなかったと、話に乗らなかったということは、やはり円滑な議会運営を進めていく姿勢としてはそうではないのかなと思っております。 ◆國仲昌二君   こういった個人の考え、私見を言って、それがきのうの市長の態度で見ると、気に食わないのがあれば全てこれは懲罰動議になるというようなことになりかねないですよ、こんな動議の出し方は。いや、当然ですよ。私は、これ大変なことだと思います。議員の一般質問はできませんよ。市長に対して、市長が気に食わなかったら懲罰動議ですよ、こういうやり方は。                 (「そこまで言っちゃだめだよ、國仲昌二議員」の声あ                   り) ◆國仲昌二君   いやいや。これは、今回質疑ということなので、これで終わりますけれども、私はこれは動議の出し方としては大変遺憾に思います。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆友利光徳君   議場には、一応発言の自由と責任というのが問われるのかなと思うんだけども、今回ですね、議場で個人の攻撃、私生活に及ぶ攻撃、これは今回は明確にされていませんよね。市役所というふうな言葉で発言されていますよね、上里樹議員はね。ですから、この議会議員が議場で発言をする場合に、先ほども申し上げたように、個人的な攻撃、私生活における攻撃に対する発言であれば、これに該当するような気がするんだけども、今回の場合は個人名はなくて市役所というふうな感じで表現されていますよね。ですから、今回のこの扱い方というのはどうもおかしいんじゃないかなという感じがしますけども。 ◎新里匠君   個人名を出さなければ、では何を言ってもいいのかと。これは、やはり個人名を出していないといえども、やはりマスコミやテレビ、新聞でその動画、画像は残っているわけです。ですから、特定されるわけです。そういう意味に関してはですよ、これはもう質疑が質疑じゃなかったんで、今のは。なんで、要は個人名出さなければ何言ってもいいというものは、私は違うと思います。 ◆友利光徳君   地方自治法のほうで、議員必携のほうにもあるんだけども、この議場において要するに個人攻撃、また私生活における攻撃発言ね、要するに。これは禁止されていますよね、確かにね。しかし、今回の場合は市役所はという表現をしています。私は、新里匠議員、それについての答弁を求めているんです。ですから、今の答弁は全く私の質疑に対する答弁じゃないもんだから聞いているので、もう一度。 ◎新里匠君   ですから、個人名を出さなければいいのかということを私は言っているわけです。「市役所は」という主語と、その個人個人はというものに対して、それはいずれであっても「罪人扱いして」という発言はやはり議会の中では適していないと、そう思うわけであります、私は。 ◆友利光徳君   何回も申し上げますけど、議場における議員の発言というのは、一応議員の発言の自由というのと責任というのは確かにあります。新里匠議員、よく聞いてくださいね。要するにこの上里樹議員の発言というのは、何遍も言うんだけども、個人名上げては攻撃していないですよね。市役所というふうな、市役所はというふうな感じで載っているもんですから、これが懲罰に関する提案、懲罰動議として提案するに値するかと私は聞いているわけです。 ◎新里匠君   この罪人扱いをしたという言葉だけでも十分懲罰に値すると考えます。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに質疑はありませんか。 ◆島尻誠君   友利光徳議員もおっしゃっていますけど、今のお話というのは地方自治法第132条にうたわれております、個人名が。これ議場、個人名を指して……                 (「みんな勉強しているからわかるよ」の声あり) ◆島尻誠君   そういうことですね。要するにこれに値しないと言っているんですよ。だから、この懲罰動議の根拠、理由が書かれていますけども、法に照らした根拠って何ですか。                 (「休憩してください」の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後7時20分)  再開します。                                     (再開=午後7時20分) ◎新里匠君   法に照らした根拠というところですけれども、議場のこの品位を乱したと、この言葉というところで、やはり職員、ここでは市役所となっておりますけれども、侮辱したという言葉は私が感じて、それを適していないと考えたというところです。なんで、ここで書いてありますけれども、地方自治法第135条第2項及び会議規則第159条第1項の規定を用いて、この言葉はそぐわないのでないかというところでの動議を出しております。要は、きのうこの議会がとまったということは、やはり大変大きなことだと考えますから、その原因は何だったのかというところで、やはり「市民を罪人扱いして」というところは議会の中では言ってはいけないと思い、これは懲罰に値すると考えております。 ◆島尻誠君   今求めたのは、地方自治法第132条の根拠があるんですね。皆さんが提案した法的根拠は何かと言ったんです。これは、あくまでも動議を出すための根拠ですよね。                 (議員の声あり) ◆島尻誠君   だから、きのうの流れからして、要するに上里樹議員と市長とのやりとりの中で休憩で話した中身ですね。先に動いたのは市長からだと思います。ですけども、流れの中でやっぱり市長が登壇して改めてお話ししました。やはり皆さんが出している根拠が何かと私聞いているんです。                 (「書いてあるよ、地方自治法。読めないの」の声あり) ◆島尻誠君   だから、これに値していないと……                 (議員の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   静かにしてください。 ◆島尻誠君   お願いします。 ◎新里匠君   理由はですね、地方自治法第135条第2項及び会議規則第159条第1項に基づいて出しております。この先ほどの個人攻撃をしなければ何でもいいといった解釈は、この第132条からきているんですか。                 (議員の声あり) ◆島尻誠君   懲罰動議提出も根拠があって出されていると思うんです。だから、きのうから流れて空転したこの時間をどうするんだというふうな皆さんの見解だと思うんですけども、もともと原因があって動いたわけですよ、きのうから。我々もみんな。その中で、やはりどちらにも、もちろん市長にも上里樹議員にも否はあったと思います。だけど、皆さんが調整して図ろうとした。それを否と認めるんですか。市長の否はどうなるんですか、議場での。議会中でしたよね。退席しようとしました。それが問われるべきじゃないですか、先に。私はそう思いますけど。                 (「退席してないよ」の声あり) ◆島尻誠君   だから、退席しようとしたのをとめたんですよ。 ◎新里匠君   市長のことを先ほど言われましたけれども、退席しようとしたというところはそうなのかなとは思うんですが、ただ結果として退席はしなかったというところで、やはりそれはなぜかと。それは、そもそも市長がそういう怒ったのはというか、そうやったのは何かというところで、やはりそこはもうそぐわないこの質問の内容ですね、それに関してだと思うんですけれども、やはりそれよりも私はこの議会をとめたというこの発言に対しては相当な重いことだと考えておりますから、この懲罰動議を出しているわけです。 ○議長(佐久本洋介君)   ほかに質疑はありませんか。                 (「質疑なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   これにて質疑を終結します。  ここで、懲罰特別委員会の構成等のため、しばらく休憩します。                                     (休憩=午後7時26分)      (休憩中に懲罰特別委員会の構成を協議するための議会運営委員会が開催された。       また、上里 樹君から議長に懲罰動議について一身上の弁明をしたい旨の申し      出があった。) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後7時55分)  上里樹君から本件について一身上の弁明をしたい旨の申し出があります。  お諮りします。これを許すことにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、上里樹君の一身上の弁明を許すことと決しました。  上里樹君の入場を許します。  休憩します。                                     (休憩=午後7時55分)                 (上里 樹君、着席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後7時57分)  上里樹君に一身上の弁明を許します。 ◆上里樹君   弁明の機会を与えてくださいまして、ありがとうございます。まず、振り返ってみますと、議会が空転をしたその理由は、私の判断では市長が謝罪を求め、撤回、要するに犯罪を犯したという指摘をした上でその撤回を求められました。私がそれを拒否した理由は、その時点で誰からもといいますか、議員の皆さんから、そして議長からも何ら私の発言に対して指摘がなかったからです。私があの場で謝罪し、撤回をしていたらどうなったでしょうか。それは、議会にかかわる根本問題が問われるからです。その根本問題とは何なのか。二元代表制です。市長から謝罪、撤回を求められた。私があの場で謝罪し、撤回をしていたら、行政の議会に対する介入を認めたことになります。それは私は認められません。さらに、市長が私の質問に対して、答弁をしないと一旦やって答弁をしましたけども、そのこと自体が私の質問権に対する侵害行為に当たるということです。さらに言わせていただければ、私は犯罪を犯していないにもかかわらず犯罪人扱いされました。それを認めるわけにもいかないからです。以上3つの理由から私は撤回と謝罪をしませんでした。そこからの空転です。ですから、この問題は私議員一人の個人の問題ではないと考えます。今後このような類いで市長から発言撤回や謝罪を求められる、その後に休憩に及んで議会が空転する、そんなことが繰り返されてはならないからです。  私が罪人扱いという言葉を使った理由は、私が港湾の施設内に入ったそのとき既に警察の大型バスが入っていました。そこに強制排除する警察の職員たちが待機していました。その脇には2台のパトカーが駐車していました。そして、そこで港湾課の職員と警察が輪になって何か話し合いをしている光景が目に映りました。私がなぜその光景を異様に思ったか。これは、港湾の管理条例、規則、それに基づいて十分市民は聞く耳を持つもんだと思ったからです。ところが、その条例、規則に基づき、その運用上、港湾課の職員が市民を排除するために十分な手だてを講じたと市長はおっしゃいました。ところが、私が施設内に入ってから十分な説明を全くしていないというのが私の印象です。現に私に対しては説明ありませんでした。いきなり退去命令を港湾課の職員がやり、それに応じて警察が強制排除する、そういうことをしたからです。だから、まるで罪人のようだと私は感じたわけです。ですから、そういう行為を受けて私は港湾課の職員をその場で憎いと思ったことは一度もありません。それは、そうさせている力があるからです。それは、条例だろうが規則だろうが、それを命じて警察を呼ぶ行為にはそれなりの経過があったと思います。市長は、私を犯罪人呼ばわりしましたけども、私はそのようなことを認めて謝罪、撤回をする、それをやるわけにはいかないと考えて、応じない、それを貫きました。  以上が私の弁明の内容になります。私個人の問題ではなく、繰り返しますが、これは議会のあり方、根本問題が問われる大事な問題です。ぜひ一人一人の賢明な、今後の議会のあり方のためにも、宮古島市議会の今後のあり方のためにもしっかりと考えて判断をお願いします。                 (傍聴席、拍手) ○議長(佐久本洋介君)   傍聴席は静かにしてください。  上里樹君の一身上の弁明は終わりました。  ここで、上里樹君の退席を求めます。  休憩します。                                     (休憩=午後8時04分)                 (上里 樹君、退席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後8時05分)                 (議員の声あり) ○議長(佐久本洋介君)   休憩します。                                     (休憩=午後8時05分)  再開します。                                     (再開=午後8時05分)  本動議については、その提出とともに委員会条例第7条第1項の規定により、懲罰特別委員会が設置されました。また、懲罰については、会議規則第160条の規定により、委員会の付託を省略して議決することはできないこととなっています。  お諮りします。本件については、委員会条例第7条第2項の規定により、10人の委員をもって構成する懲罰特別委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  ただいま設置されました懲罰特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、下地信広君、新里匠君、下地勇徳君、平百合香君、我如古三雄君、平良和彦君、高吉幸光君、仲里タカ子君、眞榮城徳彦君、國仲昌二君の10人を指名します。  ただいま懲罰特別委員会委員を指名しましたが、しばらく休憩しますので、懲罰特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いします。  休憩します。                                     (休憩=午後8時06分)  再開します。                                     (再開=午後8時26分)  ただいま懲罰特別委員会から正副委員長の互選の結果報告がありました。  懲罰特別委員会委員長に高吉幸光君、同副委員長に我如古三雄君が選任されました。  休憩します。                                     (休憩=午後8時26分)                 (上里 樹君、着席) ○議長(佐久本洋介君)   再開します。                                     (再開=午後8時28分)                 (「議長」の声あり) ◆高吉幸光君   動議を提出します。  懲罰特別委員会の審査の都合によって、今定例会の会期をあす3月29日まで1日延長することを望みます。                 (「賛成」の声複数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ただいま高吉幸光君から今定例会の会期をあす3月29日まで1日延長することの動議が提出されました。本動議は2人以上の賛成者がありますので、成立しました。  お諮りします。本動議を本日の日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、本動議を本日の日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることに決しました。  追加日程第2、会期の延長の動議を議題として挙手により採決します。  なお、挙手のない者は否とみなします。  本動議のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (挙手多数) ○議長(佐久本洋介君)   挙手多数であります。  よって、今定例会の会期をあす3月29日まで1日延長することの動議は可決されました。  お諮りします。本日議決された各議案について、会議規則第43条の規定による条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、これを議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声多数あり) ○議長(佐久本洋介君)   ご異議なしと認めます。  よって、そのとおり決しました。  休憩します。                                     (休憩=午後8時30分)  再開します。                                     (再開=午後8時30分)  なお、あす3月29日の会議は、あすは午前10時から懲罰特別委員会を開催することになりましたので、開始時刻を午前11時に繰り下げて開くことにします。  これで本日の日程は全部終了しました。  よって、本日の会議はこれにて散会します。                                     (散会=午後8時31分)...